東京五輪1964年デビューの大月みやこ「いまが一番幸せ」 走り続ける第一線
演歌歌手の大月みやこが1日、東京・日本橋の三越劇場で、恒例の秋のコンサートを行った。令和元年となる今年のテーマは、「温故知新」。デビュー55周年を迎え、「災害や悲しいことがたくさんある中で、みなさんと一緒にほんのわずかな時間でも、歌謡曲という、日本の素敵な言葉、メロディーを再認識できる舞台にしたい」と思いを語った。
三越劇場で恒例の秋のコンサート開催 来年2020年は国立劇場
演歌歌手の大月みやこが1日、東京・日本橋の三越劇場で、恒例の秋のコンサートを行った。令和元年となる今年のテーマは、「温故知新」。デビュー55周年を迎え、「災害や悲しいことがたくさんある中で、みなさんと一緒にほんのわずかな時間でも、歌謡曲という、日本の素敵な言葉、メロディーを再認識できる舞台にしたい」と思いを語った。
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大月は、東京五輪が開催された1964年に「母恋三味線」でデビュー。演歌界の第一線を駆け抜けてきた。
2部制で計1000人を集めたコンサートは、三越劇場では11回目の公演だ。9月に発売した新曲「涙川」に、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」などの洋楽を織り交ぜ、挑戦心も披露。この日の開演前に取材に応じ、「来年の東京五輪の開催でスポーツも盛り上がっていると思います。私がデビューしたあの頃を思いながら、(ファンの)みなさんが聴いてみたいという曲も選曲しました。昭和の色、におい、素敵な歌謡曲を聴いていただければ」と話した。
2度目の東京五輪開催となる2020年。来年の秋のコンサートは、国立劇場で9月11日に開催することが決定。「集大成」と位置付ける舞台に向け、「スタッフを含めてみなさんに感謝の思いです。いまの時代だからこそ、日本の歌謡曲の良さを後輩たち、若い世代につなげていけるように。いまが一番幸せだといつも思っています」と力を込めた。