俳優の芳根京子が4日、都内で行われた映画『カラオケ行こ！』（来年1月12日公開）の完成披露試写会に出席した。

　和山やま氏による同名漫画が原作。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも歌を上達したいヤクザの成田狂児が、合唱部部長の中学生・岡聡実に歌唱指導を依頼するというストーリー。

　聡実が所属する合唱部の副顧問・森本ももを演じた芳根は、2015年7月期に放送されたTBS系ドラマ『表参道高校合唱部！』で連続ドラマ初主演を務めた。芳根はこの日「10代のとき初めて連ドラ主演をやらせていただいたのが合唱部員の役だった。ついに先生の役を、しかも合唱部副顧問っていう立場で、まさか合唱の作品と携われるとは」と喜んだ。

　部員演じる学生たちは「みんなかわいい。いつも撮影中メロメロでした」と目を細めると、“芳根先生”と共演した学生役の八木美樹は「芳根さんがかわいくて何も入ってこなかった」と返答した。

　撮影を振り返った芳根は、「先生役だったのでヤクザのみなさんとは関わらなかった。台本では知っていたけど、知らない世界が多すぎて完成した作品を観て、すごく楽しませていただきました」と感想を伝えた。試写は、主題歌を歌っているLittle Glee Monsterと観たといい、「みなさん声を出して笑っていたので、私も出ている側で変なのですが楽しませていただきました」と語った。

　完成披露試写会には綾野剛、齋藤潤、やべきょうすけ、チャンス大城、後聖人、北村一輝、山下敦弘監督も参加した。