蓮佛美沙子、演技の下手な女優役に戸惑い 「こんな下手な人いる?…難しかった」と苦笑い
俳優の蓮佛美沙子が2日、都内で行われた映画『女優は泣かない』公開記念舞台あいさつに、上川周作、吉田仁人、浜野謙太、有働佳史監督と共に登壇した。
映画『女優は泣かない』公開記念舞台あいさつ
俳優の蓮佛美沙子が2日、都内で行われた映画『女優は泣かない』公開記念舞台あいさつに、上川周作、吉田仁人、浜野謙太、有働佳史監督と共に登壇した。
本作は、スキャンダルで女優の仕事を失った主人公・梨枝(蓮佛)が、若手ディレクター咲役(伊藤万理華)と衝突しながらもバディとして結束していく姿を描いたヒューマンコメディ。
蓮佛が演じたのは、お芝居が下手な女優。「あまりこういうキャラクターを演じたことがなかったので、やりがいがありました」と笑顔を見せると「こんな下手な人いる? というのをわざとらしくやれるのが難しかった」と苦笑い。司会者から「蓮佛さんはお芝居がお上手なので難しいですよね」と触れられると、有働監督も「蓮佛さんはうまいですから」と追随。蓮佛は手を左右に振って恥ずかしそうに謙遜していた。
また本作に出演し、主題歌「注意 feat. 橋本絵莉子」も担当した在日ファンクの浜野は、有働監督とは「飲み友達」のようで「それだけで出演しました」と発言。浜野と有働監督の付き合いは長く、さまざまなことを共有してきたという仲。あいさつ中、浜野から「めちゃくちゃ借金しているんですよ」と本作にかけていることを明かされた有働監督は「そういう苦労話は、今日はしないと思ったのですが、本当に公開できるか分からなかった。途中、コロナ禍の中断などもあり6年ぐらいかかった」と公開を迎えられたことに安堵の表情を浮かべていた。
蓮佛は「みんなの熱い思いで一丸となって作った作品、決して格好いい登場人物ではありませんが、人生もがいている方に届けば」と作品に込めた思いを語っていた。