WHITE SCORPION 12・7デビュー 選ばれた個性派11人 夢は「世界に行きたい」
秋元康氏が手がけるアイドルグループ・WHITE SCORPIONが12月7日に配信シングル『眼差しSniper』でデビューする。今年4月から約半年間にわたって、合宿などの審査を経て、約1万人の中からメンバー11人が選ばれた。その中から、ACE(17)、ACO(19)、AOI(19)、COCO(17)、NATSU(19)、NAVI(20)の6人に、デビューに向けた意気込みを聞いた。
ACE、ACO、AOI、COCO、NATSU、NAVIに聞く グループの特徴とデビュー曲
秋元康氏が手がけるアイドルグループ・WHITE SCORPIONが12月7日に配信シングル『眼差しSniper』でデビューする。今年4月から約半年間にわたって、合宿などの審査を経て、約1万人の中からメンバー11人が選ばれた。その中から、ACE(17)、ACO(19)、AOI(19)、COCO(17)、NATSU(19)、NAVI(20)の6人に、デビューに向けた意気込みを聞いた。
――どんなグループになっているか教えてください。
COCO「ダンスが上手な子もたくさんいるし、歌が上手な子もいるし、お話が得意な子もいます。バランスがちゃんと取れている11人だなと思います」
ACE「みんな個性豊かで、でも揃うとまとまりがあって、すごく仲のいい家族のようなグループです」
AOI「かわいい系、きれい系、かっこいい系、全ての系統がギュッと集まったグループだと思っています。一人一人にいろんな良さがあって、でも、パフォーマンスすると統一感が出て、すごくかっこいいグループです」
ACO「いろんな系統の子が集まっていると思います。みんな、わちゃわちゃする時間と真面目にする時間っていうのを区切れている。わちゃわちゃする時は本当にうるさくて動物園みたいな感じです(笑)。過酷なオーディションを乗り越えてきた分、みんな肝が据わっていると思います」
NAVI「個性的でいろんなメンバーがいます。静かな子もいれば、テンション高い子もいて、ちょっと変わっている子もいます(笑)。ダンスの先生が『この個性豊かなメンバーで、どうやって一つにまとまるか』という話をしてくださったんですが、個性は違っても歌やダンスの時は、テンション感を合わせていけたらなと思います」
NATSU「みんなが言ってくれたように個性がすごくて、可愛い子からかっこいい子までいると思います。それが活かされて楽曲やパフォーマンスの幅が広がればいいなと思っています」
――ここまで、過酷なオーディションを勝ち抜いてきました。これまでで、一番印象に残っていることを教えてください。
COCO「(8月に行われた)合宿審査ですね。あれを乗り越えたからこそ、ここまでこれたと思うし、みんなで1つのものを作るということを学べた気がします。わちゃわちゃする時もあったけど、ダンスの時はみんなで気を引き締めるような、“切り替え”もそこで学べました」
ACE「(ファン参加型の投票の)ホワイナイトシステムです。合宿中は少し辛いことがあっただけで、ずっと泣いてたり、正直弱い自分だったと思います。でも、ホワイトナイトシステムを経験して、強くなって、『WHITE SCORPION』にふさわしい人になれたんじゃないかなと思っています」
AOI「(9月に)池袋サンシャイン噴水広場で行われたファイナリストお披露目イベントです。通りすがる人の前に立って、自分の強みや魅力を出さなきゃいけない初めての場でした。そこで自分を知らない人に見られていることを意識したり、強い意志を持たなきゃいけないということを学びました」
ACO「Final Stageの2nd審査です。今まで人前で歌うのは、地区の小さなカラオケ大会ぐらいだったのですが、いきなり『お客さんがいる前で審査します』って言われて。どういう心持ちで出ればいいのかもわからなかったし、すごく緊張しました」
NAVI「合宿審査です。普通ならメンバーが決まってから合宿するかと思うのですが、今回は逆に合宿してからメンバーが決まった。私の中では新鮮で、新しい学びもあって楽しかったです」
NATSU「ホワイトナイトシステムが印象深いです。私の中でかっこいいアイドル像は、誰の手にも届かないようなアイドルと思っていたんです。でも、ファンの方の力をお借りしながら、みんなで作り上げていくアイドルにも魅力があるんだと気づいた。自分の価値観が結構、変えられたシステムでした」
――最初に『WHITE SCORPION』というグループ名を聞いた時にどう思いましたか。
ACO「斬新だなと思いました。今までだったら、乃木坂46さんとか『~坂』とかアイドルらしい名前になるのかなと思ったのですが、意味は『白いさそり』。インパクトがすごいなと思って。初めて、この名前を見た方でも1回で覚えていただけるのかなと思いました」
NATSU「率直に海外のバンドみたいな名前だなって思いました。かっこいいイメージが名前から匂うなって思います」
――グループのコンセプトに「従来のアイドル像に捉われない」とありますが、どんなグループにしていきたいと思っていますか。
ACE「アイドルっていうのは、時代によって移り変わっていくものだと思っています。その時代のニーズに合わせて、アップデートしていき、何年経っても長く愛され続けるグループになっていたいです。自分の“色”も大切にしながら、日本や世界のトレンドも取り込んでいけることができればと思います」
ACO「時代が進むにつれて求められるアイドルも、変わってくると思うので、それに見合ったように私たちもどんどん変わっていけたらなって思います」
NAVI「若い子たちにも影響力のあるグループになりたいと思っていて、衣装やメイクで流行りのものを取り入れることにこだわりたい。『アイドル』というよりかは『アーティスト』と呼ばれるようになりたいです」
――グループとしてでも、個人としてでもいいのですが、目標を教えてください。
NAVI「憧れられる存在にはなりたいですね。ファッションとかを真似されたり、流行を作っていきたい。トレンドになることで社会現象を起こしていきたいです」
ACE「みんな努力ができて、真の強さや志の高さがあります。メンタルもオーディションで鍛えられました。一人一人に力があって、この『WHITE SCORPION』で世界にいけると思っています」
――デビュー曲『眼差しSniper』はどのような楽曲になっていますでしょうか。
AOI「本当のスナイパーのように銃を持った振り付けがあったり、曲調がかっこいい系で、ダンスも激しめです。ユニゾンで踊るところがあるんですが、そこは揃ったら絶対かっこいいので、見てもらいたいです」
NAVI「転調の部分を聞いて、この曲は本当にいいなと思いました。そこを特に聞いていただけたら。あと、やっぱり最後まで飽きない曲だと思います」
ACE「後半に向かって、高揚感が増してくところが振りや歌詞に出ています。お客さんと一緒に楽しめる、盛り上がれるような振りが入っているので、ライブで披露したらすごい一体感が出るんじゃないかなと思います」
NATSU「私はオフボーカルを聞いた時に、サウンド面が素晴らしいなと思いました。最初はバイオリンなどのオーケストラで使うような弦楽器で始まって、華やかな曲になるのかなって思っていたら、間奏らへんでストリングスが消えて、ベースが響くんです。タタン、タタンと内臓に響くようなリズムです。これをライブ会場で聞いたら迫力があるだろうし、いろんな一面を持っている曲だなって思っています」
NAVI「歌詞の意味も注目してほしいです。感情移入しちゃうぐらい強い言葉もあります。この強い歌詞をこのメンバーが歌うからこそ、なんか出てくる良さがあるんじゃないかなと思います」