SMILE-UP.新会社設立、大幅遅れ「11月上旬」メドも…いまだに「各種手続きをしているところ」

SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)による新会社の設立が大幅に遅れている。10月2日、都内で行われたジャニーズ事務所(当時)の記者会見では、SMILE-UP.は補償に特化した会社になり、タレントとのエージェント契約およびマネジメント契約を行う新会社を「1か月を目途に設立する」と宣言。社名はファンクラブの公募で決めるとしていた。

SMILE-UP.本社【写真:ENCOUNT編集部】
SMILE-UP.本社【写真:ENCOUNT編集部】

岡田准一は11月30日で退所

 SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)による新会社の設立が大幅に遅れている。10月2日、都内で行われたジャニーズ事務所(当時)の記者会見では、SMILE-UP.は補償に特化した会社になり、タレントとのエージェント契約およびマネジメント契約を行う新会社を「1か月を目途に設立する」と宣言。社名はファンクラブの公募で決めるとしていた。

 しかし、10月下旬には、SMILE-UP.社長の東山紀之(57)が、新会社の社長就任を辞退。東山に代わる新会社の社長には、俳優・のんがエージェント契約しているコンサルティング会社スピーディの社長、福田淳氏(58)が就任する方向で進んでいることが判明した。

 当時、東山は俳優として最後の作品となる主演舞台『チョコレートドーナッツ』(11月23日に終了)に出演中だった。一方で、今後の活動に不安感を示す声がタレントの間で出始めて社内は混乱。その中で、社内では「決断者がいなくて結局はいろんなことを(前社長の)ジュリー氏が決めている状況」「エージェント契約に詳しい人材を招致して社長になってもらった方がいい」の声が高まってきたという。

 そして、嵐の二宮和也や生田斗真が退所。岡田准一も11月30日をもって独立し、SMILE-UP.関係者からは「まだ、どういう風になっていくのかは聞かされていない」の声が漏れている。

 所属タレントのマネジメントはSMILE-UP.が継続している現状だが、ENCOUNTからの質問「新会社の設立発表、ファンクラブで公募した社名発表の目途は立っているのでしょうか」に、同社は「新たに立ち上げる予定の会社につきましては、現在、各種手続きを進めているところです。経営体制や社名などの詳細につきましては、決まり次第、公表する予定でおります」と回答した。激動の2023年は残り1か月。旧ジャニーズ事務所から残っているタレントたちは、年内に新たな船出ができるのだろうか。

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