【ONE】武尊、尿比重テストに「いつもより減量がきつくなる」 2か月以上前から対策
キックボクサーの武尊のアジア最大の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」デビュー戦が30日、発表された。対戦機運の高まっていたロッタン・ジットムアンノン(タイ)と来年1月28日に開催の日本大会でフライ級キックボクシングルール、3分×5Rで戦う。
平田樹らが苦しんだハイドレーションテスト
キックボクサーの武尊のアジア最大の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」デビュー戦が30日、発表された。対戦機運の高まっていたロッタン・ジットムアンノン(タイ)と来年1月28日に開催の日本大会でフライ級キックボクシングルール、3分×5Rで戦う。
これまでK-1の舞台で戦ってきた武尊はスーパーバンタム級(55キロ)、フェザー級(57.5キロ)、スーパーフェザー級(60キロ)で王者に。今年6月にはISKA世界スーパー・ライト級(63.5キロ)の王者になった。
さまざまな階級で戦ってきているが、今回のドリームカードではフライ級での対戦となる。ONEの舞台は水抜き禁止でハイドレーションテスト(尿に含まれる水分の割合を確認するテスト)をクリアしないと計量クリアとならない。MMAで戦っている日本人ファイターの場合でいうと平田樹や若松佑弥がこの独自システムに苦しんでいる。
初体験する計量システムについて問われた武尊は「いつもよりかは減量がきつくなると思う。でも期間はあるので、しっかり対策をして調整したい」と難しい顔をした。
対ロッタンへ向け6月以降は米国、タイでトレーニングを積んでいるが、ハイドレーションテストの対策もしているといい、「自分でもテストを普段からやるようにしています。どれくらい水分が抜けたら基準値を超えてしまうのか、確認しています」と明かした。
それでも「難しいですけど契約で決まっていることなので、しっかりクリアします」と誓った。