日大の林真理子理事長、減俸50%を6か月 3人目逮捕者を出した名門アメフト部は廃部の方針
日本大は29日に公式サイトで、アメリカンフットボール部薬物事件に係る対応に関して、同日に臨時理事会を開催し、林真理子理事長、酒井健夫学長、澤田康広副学長の3人の処遇が決定したことを報告した。内容は以下。
酒井健夫学長、澤田康広副学長は辞任
日本大は29日に公式サイトで、アメリカンフットボール部薬物事件に係る対応に関して、同日に臨時理事会を開催し、林真理子理事長、酒井健夫学長、澤田康広副学長の3人の処遇が決定したことを報告した。内容は以下。
林真理子理事長 減俸50%(6か月)
酒井健夫学長 辞任(2024年3月31日付け)
澤田康広 副学長 辞任(23年12月31日付け)
日大アメフト部については、今月27日に3人目の逮捕者が出たばかり。同日に日大が「本学は、同部の違法薬物の使用に関する疑いが明らかになって以来、警察の捜査に協力して参りましたが、3人目の逮捕者が出たことは誠に遺憾です。このような事態に至りましたことを厳粛に受け止め、深くお詫び申し上げます」と謝罪している。
学生日本一を決める甲子園ボウル21回優勝の同部に関しては廃部が伝えられているが、大学としての正式発表はされていない。一方で、この日の公式サイトでは「本学は元役員等の一連の不祥事から体制を一新し、信頼回復に向けた途上で、再び管理運営に関わる問題を引き起こしたことを真摯に受け止め、今後不退転の覚悟で大学運営の健全化をはかり、社会からの信頼回復と教育機関としての使命を果たすべく努力して参ります。なお、酒井健夫学長の後任については、『日本大学学長選出規則』に従って、学長不在期間を生じないよう年度内に選出する予定です。澤田康広副学長の後任については、速やかに検討いたします」と表明している。