フットボールアワーの後藤輝基が30日、相方の岩尾望とともにNHK大阪ホールで開催された2025年大阪・関西万博の「大阪来てな！万博開催500日前イベント」で司会を務めた。大阪出身ながら東京在住であることを再三いじられ、たじたじとなった。

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　冒頭から吉村洋文大阪府知事が「どちらにお住まいで？」と尋ね、「渋谷区から来ました」と返したところからスタート。愛車が「世田谷ナンバー」という岩尾とともに、大阪の発展を説明した吉村知事から「渋谷区と世田谷区に住んでたら分からへんでしょう」と追い打ちをかけられた。後藤は「言わんでええ。黙ってたら分からへん」と悔しそうな表情を浮かべた。

　さらに、『大阪来てな大使』に就任した歌舞伎俳優・片岡愛之助からも「僕は今も堺です。捨ててません」とツッコミ。漫才ゲストで登場した大阪在住のミルクボーイ・駒場孝からも「司会は僕らでもいいじゃないですか。司会のときだけ（東京から）フットさん来られて」とぼやくと、1300人の観客から拍手が起こり、2人は苦笑いするばかりだった。

　とどめはフィナーレだった。岩尾が「僕らも全力で（万博を）盛り上げたい。（僕は）東住吉区出身なんで」と声を大に。後藤が「次のイベントまでに住民票を移そう」と口を滑らせると、吉村知事は「それを最終目標にしましょう」とニヤリ。後藤は「検討させていただきます」と逃げ腰だった。

　この日はほかに万博アンバサダーのコブクロがオフィシャルテーマソング「この地球の続きを」を熱唱。ミルクボーイが漫才、世界を席巻しているダンスチーム・アバンギャルディがパフォーマンスで会場を沸かせた。