栗山英樹氏、大谷翔平は来季どの球団へ? 報道陣の直球質問に苦笑「これ言って大丈夫ですか?」

今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンを優勝に導いた日本代表前監督の栗山英樹氏が29日、『第52回 ベストドレッサー賞』のスポーツ部門を受賞し、都内で行われた授賞式に出席した。

授賞式に出席した栗山英樹氏【写真:ENCOUNT編集部】
授賞式に出席した栗山英樹氏【写真:ENCOUNT編集部】

移籍先の情報が「本当にきていたら、こんな冗談言えない(笑)」

 今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンを優勝に導いた日本代表前監督の栗山英樹氏が29日、『第52回 ベストドレッサー賞』のスポーツ部門を受賞し、都内で行われた授賞式に出席した。

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 スーツのほか、シャツとネクタイも黒色で“オールブラックコーデ”で登壇となった栗山氏。「子どもの頃から洋服が好きだったので、うれしい。こうした場所に立つのは選手のおかげですが、きちんとして立ちたいと思った。この晴れ舞台に正装で行こうと思って」と語った。

 改めて今年のWBCを振り返ってもらうと、「初めての経験でしたが結果が出た。これまで結果が出ると『よかったね』と言われるけど、今回は『ありがとうございました』とたくさんのファンの方に言っていただけて、とてもうれしかった。選手たちが自分を捨て、日本のために全力を尽くしてくれて、その姿を僕も見て感動した。それが伝わったのなら、こんなに幸せなことはない」と感謝を伝えた。

 日本代表として優勝に大きく貢献した大谷翔平は、来シーズンどの球団のユニフォームを着るのか注目されている。報道陣から「ずばり来季どこに行く?」と直球質問が飛ぶと、「これ言って大丈夫ですか?」とあたかも知っているような素振りをみせたが、すぐに「そんなことない(笑)」と苦笑。「本人が今、いろいろと考えている。そんなに時間かからず、きっとみなさんにきちんとお伝えすると思う。ぜひ、どこに行っても応援してあげてほしい」と呼びかけた。

「監督のところには(大谷がどの球団に行くのか情報が)きているんですよね?」と迫られると、「きてない、本当にきてない!」と否定し、「本当にきていたら、こんな冗談言えない(笑)」と笑い飛ばしていた。

『ベストドレッサー賞』は1972年に設立。時代に左右されない主張のあるおしゃれをしている人、ファッション性のある着こなしをしている人などを選考基準に、各分野で時代をリードしている著名人を選出・表彰している。

 栗山氏は『ベストドレッサー賞』受賞者のなかから“太陽のように明るく、暖かで素敵な笑顔の方”に贈られる『スマイル太陽賞』も受賞した。今年はそのほか、芸能部門に俳優の赤楚衛二、川口春奈、政治・経済部門にスターバックス コーヒージャパンCEO 水口貴文氏、学術・文化部門に建築家の隈研吾氏、特別賞にノーベル平和賞受賞者世界サミット副会長の伊東玄聖氏が選ばれた。

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