コロナ禍で休業していたハリウッドが再開へ 映画・テレビ・音楽の製作活動が可能

米国を含め世界中で新型コロナウイルスが感染拡大を見せる中、休業を余儀なくされていた映画・テレビ製作が間もなく再開される運びとなりそうだ。米放送局「CNN」電子版が報じている。

ハリウッドサイン【写真:Getty Images】
ハリウッドサイン【写真:Getty Images】

検査、検温、清掃、ソーシャルディスタンスを徹底

 米国を含め世界中で新型コロナウイルスが感染拡大を見せる中、休業を余儀なくされていた映画・テレビ製作が間もなく再開される運びとなりそうだ。米放送局「CNN」電子版が報じている。

 カリフォルニア州公衆保健局が5日に発表した新たなガイドラインによると、「州内当該地域の保健局職員からの承認を得ることを条件」に、12日から映画・テレビ・音楽の製作活動が可能になるという。ただ、今回のガイドラインは職場環境における一般的なアドバイスについて触れたもので、製作活動に関する具体的な内容までは含まれていない。

 また今週には、エンターテインメント産業の業界団体及び労働組合がニューヨーク州とカリフォルニア州の公衆保健局に22ページにも及ぶ書類を提出。新型コロナウイルス禍の時代における映画・テレビ製作に当たっての保安計画を提言した。同書類の中では主に、広範囲にわたる検査、検温、清掃、可能な限り物理的な距離を取ることなどが言及されている。

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