23日に行われた、格闘技エンターテインメント「BreakingDown10」に初参戦したキックボクサーの才賀紀左衛門が試合後に引退を表明した。喧嘩自慢100人トーナメントで優勝し、年間1000万円の契約を勝ち取った“喧嘩自慢”細川一颯に2R・KO負けしていた。

　K-1で実績を重ね、RIZINにも参戦経験のある才賀。そのBreakingDown初陣は大きな注目を集めたが、1Rでは決着をつけられず、延長Rでは細川の強烈な右フックを被弾。そのまま頭から崩れ落ち失神。体重差はあれど、素人にまさかのKO負けとなった。

　試合後にXを更新、「正直、失ったものは大きいし格闘家としては完全に引退だとおもう」と明言。「ただ、細川くんは強かった！　応援してくれた人たち、申し訳ありません。後日動画出します」と勝者を素直に称えた。

　アンチも多い才賀だが、この投稿には「面白かったのでまた出てほしい」「リスクを恐れない打ち合いカッコよかったです！」「すげー華のある人だと思ったので、応援したいです」「やっぱり強いと思いました。それで引退しなくてもと私は思っています」など応援する声が。一方で「失うものはないだろ」「失ったものあると思ってるのがすごい」「未来のマネ？」などと辛辣なコメントもあった。