映画『翔んで埼玉』続編、埼玉で15分に1回上映「おかしなことに…」 滋賀では23回まわし
映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』の初日舞台あいさつが23日、都内の劇場で開催され、GACKT、二階堂ふみ、加藤諒、益若つばさらキャスト陣と、メガホンをとった武内英樹監督が参加した。
二階堂ふみ「お詫びと感謝の気持ちでいっぱい」
映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』の初日舞台あいさつが23日、都内の劇場で開催され、GACKT、二階堂ふみ、加藤諒、益若つばさらキャスト陣と、メガホンをとった武内英樹監督が参加した。
原作は魔夜峰央氏による漫画。2019年に初めて実写化され、その続編となる本作は埼玉を飛び出して日本全土を巻き込む天下分け目の東西ディスり対決が展開される。
まさかの続編に、壇ノ浦百美を演じた二階堂は「最初聞いた時は『大丈夫なのかな』って。たまたま当たったラッキーな映画だと思っていたけど、予想遥かに上回って、多くの人に届いていると実感した」と感謝。劇中で虐げられている滋賀・和歌山・奈良の3県民に対して、「お詫びと感謝の気持ちでいっぱい」と頭を下げた。
GACKTは「昨日、武内監督が『信じられないことが起きている。埼玉は今、おかしなことになっているんだよ』って言うんです。『映画館1つで(作品を)何回まわしていると思う?』って聞かれて、僕の言った数字を遥かに超える“20回まわし”だって。ちょっとおかしなことになっている」と明かされ、会場もキャストも驚き。武内が「15分に1回(上映が)始まっている」状況だと説明すると、埼玉出身の益若が「『MOVIXさいたま』ってとことなんですけど」と補足した。
さらに、続編で舞台となった滋賀では「23回まわし」されている映画館があると発表され、会場は「え?!」とさらに大きな驚きの声に包まれた。GACKTは「これが3日続かなかった、ということにならないよう盛り上がっていきたい」とさらなるヒットを願った。
イベントに、琵琶湖の最大浸水104メートルにちなみ、滋賀発祥の交通安全型の人看板「とびだしとび太」に扮(ふん)した104人の子どもたちが舞台あいさつに参加。全員がステージにあがると圧巻の光景となり、キャストは目を丸くしていた。
舞台あいさつにはそのほか、堀田真由、お笑いコンビ・野性爆弾のくっきー!、高橋メアリージュン、川崎麻世、藤原紀香も参加した。
※川崎麻世の「崎」の正式表記はたつさき