アーティストのanoが22日に、横浜市のKアリーナ横浜にて開催された「MTV VMAJ」に登場した。

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「MTV VMAJ」は、全米最大規模の音楽授賞式「MTV Video Music Awards」の日本版として、2002年から開催されている授賞式とライブを融合した音楽アワード。今年で22回目の開催を迎える。音楽シーンの多岐にわたる部門において最も優れた作品を発表する“ミュージックビデオの祭典”として、毎年賞の行方が注目されている。対象期間内（22年10月1日～23年9月30日）に発表された作品から、各部門の最優秀作品と特別賞と「Video of the Year」を発表する。

　anoは、『ちゅ、多様性。』でBest New Artist Video -Japan-を受賞。元相対性理論の真部脩一とanoによる共作でできあがった一曲で、アニメ『チェンソーマン』第7話エンディング・テーマにもなっていた。ミュージックビデオでは、チャイナ調の服を着たanoとネズミのかぶりものをしたキャラやダンサーたちが出演している。

　司会を務める南海キャンディーズの山里亮太は「長い付き合いなんですけど、ここであの子の名前を呼べるとは！」と感激。そんな山里の紹介を受け、金髪姿に赤いチャイナワンピースという着こなしで登場したano。手拍子で観客をあおり、4人のダンサーを後ろにつけて『スマイルあげない』を歌い始めると一瞬で観客を“anoワールド”へといざなった。

　続けて、「山里も出てくれているMVの曲やります」といたずらな笑顔見せ、『ちゅ、多様性。』をパフォーマンスし、会場をさらに盛り上げた。

　そして、受賞の証となるトロフィーを受け取ると「重いぃ……」とつぶやき。すかさず、山里からは「（反応が）軽いのよ」とツッコミが入る場面も。一方で「6年前に山里にガミガミ言われていた日々からは想像できない！　素晴らしい賞をいただけてうれしいです」と充実した表情を浮かべた。

　さらに、山里からライブについて聞かれると「わかんない……」と正直に一言。山里が「大人の『わかんない』は言っちゃだめなやつだね」と反応すると「けど、ライブはしたい！」と意欲を見せた。