KAT-TUNの亀梨和也が22日、東京・赤城神社で行われた主演映画『怪物の木こり』（12月1日公開）の公開直前大ヒット祈願イベントに菜々緒、三池崇史監督とともに出席した。3度目の共演となる菜々緒について、宣伝期間などを通じて発見した印象を問われて「『新たに』というか『さらに』という感じですかね。年々、菜々緒さんが持たれている魅力に磨きがかかっていらっしゃる」と答えた。

　イベント司会から、どんなときに感じるかと追求されて、亀梨は「それは日々ですよ」とニッコリ。「どんな場面でも。見た目が、と言ったらあれですけど、年々、さらに、ますますおきれいになられて」とベタ褒め。

　続けて「かれこれけっこう付き合いも長い。そういった意味では、こういったオフィシャル（公）な部分もありますけど、楽屋で会ったり、どんなシチュエーションでも関係値が変わらない。お互いキャラ設定とかあまり持っていないタイプの人間だと思う。基本的にどの場面、瞬間であっても、人としてリスペクトを持ちながら、尊敬できる部分も非常にある方。心地よく時間を過ごさせてもらっています」とほほ笑んだ。

　菜々緒も「活躍の場をどんどん広げていらっしゃる。ずっと駆け抜けている印象がある。体調とか大丈夫かなと思う。近くでご一緒させて頂いて、それに比例して魅力やいろんな経験を積んで、パワーアップされているのを感じる。私もいい影響を感じながら、頂きながら切磋琢磨し、またご一緒できるようにがんばりたいなといつも思っています」と話した。

　他方、三池監督が菜々緒について「（自身の作品に）いつも出ていただくときは、コスチュームがすごい露出度。現場で皆、『あぁ、生まれてよかったね！』となる」と語ると、菜々緒本人は体を曲げて笑いながら赤面した。2人のやりとりを見ていた亀梨は「今後（三池監督の作品に）呼んでいただけるように、いつでも露出できるように、しっかりとケアはしたい（笑）」と意気込み、報道陣らの笑いを誘った。

　イベント翌日の11月23日が新嘗祭（その年の収穫に感謝し、来年の豊穣を願う行事）および勤労感謝の日であることにちなみに、同作のトレードマークである斧に見立てた杵を用いて、餅つきも実施された。

　同作は、2019年の第17回「このミステリーがすごい！」大賞を受賞した同名小説の実写化作品。絵本『怪物の木こり』の怪物の仮面を被り、人間の脳を奪い去る連続猟奇殺人。その捜査線上に犯人が唯一殺し損ねた男、弁護士・二宮彰（亀梨）の名が浮上する。二宮は目的のためには殺人すらいとわない冷血非情なサイコパスだった。総力を挙げて捜査を進める警察と、犯人への逆襲を狙う二宮。追う者と追われる者が入れ替わるサスペンスが展開される。