森星、築148年の庄屋古民家“再生”で「人間でいる大切さを知れた」
モデルの森星が21日、都内で行われた『Airbnb X 森星 新しい旅のスタイル「開放的な旅」』発表イベントに出席した。
「究極の日本的ウェルビーイング」を目指す
モデルの森星が21日、都内で行われた『Airbnb X 森星 新しい旅のスタイル「開放的な旅」』発表イベントに出席した。
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Airbnbは世界最大級の旅行コミュニティプラットフォーム。ウェルネストラベルなど旅について積極的に発信する森が、Airbnb Japanの「ホスト」となり、ヴィラとして再生した古民家を「ゲスト」に貸出する、新たな挑戦を行う。
森はかねてより、築148年の庄屋古民家を購入し、「究極の日本的ウェルビーイング」を目指し、伝統的な木造建築を学びながら、蔵や長屋門などのリノベーションを続けてきたという背景があり、古民家の再生と宿泊施設としての活用にこれまで力を入れてきたAirbnbとのコラボが実現した。
森は「私は都会で生まれ育ったので、土や緑、生き物の仕組みを感じにくいところで育ったんです」と語ると「自然には憧れがありました。一方でモデルなどの仕事は都内で行うことが多く、自然と都会のライフバランスをうまくできる場所を探していたんです。日本的であり、世界に発信できる日本のユニークさを見せられる場所ということで、築150年近い農家建築を見つけました」と今回、ホストとなる建物との出会いを語った。
約150年前の建物、しかも長い間人が住んでいなかったということで「光が入ってこなかったり、水が溜まっていたり、冷たい空気が流れるような場所だった」というが、専門家に話を聞きながら、切っても良い木を切ったり、芝を刈ったりしながら、自然と向き合うことで「人がいる意味を身近で感じるようになり、人間でいる大切さも知ることができました」といいことづくめだったという。
さらに森は「そういう暮らしは便利じゃないかもしれませんが、心地よいだけではない空間を自分なりに良くすることがキーワード。そうすることで感性が研ぎ澄まされるし、心が豊かになれるんです」と利便性がより追及される現代だからこそ、こうした試みに意味があり、モデル業にも活きていることを強調していた。
イベントにはAirbnb Japan株式会社・代表取締役社長の田邉泰之氏も参加した。