高畑充希と岡田将生が初共演で夫婦役 W主演で全く新しいマリッジストーリーに挑戦
俳優の高畑充希と岡田将生がPrime Videoのドラマ『1122 いいふうふ』でダブル主演を務めることが22日、発表された。
30代夫婦のリアルライフを描く
俳優の高畑充希と岡田将生がPrime Videoのドラマ『1122 いいふうふ』でダブル主演を務めることが22日、発表された。
原作は、そのリアルさに「妻に読ませたくない」、「夫に読ませたい」と話題となり、夫婦としてのあり方に一石を投じる、全く新しいマリッジストーリーとして高い評価を得た、渡辺ペコの『1122』。
妻・ウェブデザイナーの相原一子(高畑)と夫・文具メーカー勤務の相原二也(岡田)。友達のようになんでも話せて仲の良い夫婦。セックスレスで子どもがいなくても、ふたりの仲は問題ない……だけど。私たちには“秘密”がある。それは、毎月第3木曜日の夜、夫が恋人と過ごすこと。結婚7年目の二人が選択したのは夫婦仲を円満に保つための「婚外恋愛許可制」。二也には、一子も公認の“恋人”がいた。「ふたりでいること」をあきらめないすべての人に届けたい、30代夫婦のリアルライフを描く。
今年4月期のテレビドラマ『unknown』(テレビ朝日)、舞台『宝飾時計』などさまざまなフィールドで活躍する高畑と、『ドライブ・マイ・カー』(21年)、『ゆとりですがなにか』(23年)などの映画作品のほか、舞台やテレビドラマで全く違う顔を見せ、今泉監督作品に初出演する岡田は、ダブル主演にして初共演となる。
本作の実写化で監督を務めるのは、『窓辺にて』(2022年)、『アンダーカレント』(23年)など引っ張りだこの今泉力哉。脚本は今泉の妻であり、監督作『聴こえてる、ふりをしただけ』(12年)で、11人の子どもが審査員を務めるベルリン国際映画祭「ジェネレーション K プラス」部門で、準グランプリにあたる「子ども審査員賞」を受賞したキャリアをもつ今泉かおりが務め、初の夫婦合作となる。
撮影は10月16日にクランクインし、主に関東近郊にて撮影中。12月にクランクアップ予定だという。
高畑は「良いドラマをお届けできるよう、がんばります!」と意気込み
以下、高畑、岡田のコメント全文。
○高畑充希
「『1122』。いちいちにーにー? ん? なんて読むんだろうこのタイトル? あ、いい夫婦か! 面白そう! と、コミックを手に取ったのが数年前のこと。読み進めてゆくにつれて、それぞれの登場人物が不器用で愛おしく、続きがどんどん気になる展開に、『これ、ドラマになったらきっと楽しいだろうなぁ』と確信していました。ですがなかなか挑戦的なシーンも多いので、地上波だと描き切れないのかも。。とも思っていたので、そこから月日が経ち、配信ドラマとして、そして一子ちゃん役でお話をいただけた時は、本当に嬉しかった。穏やかで楽しい素敵な人だらけの今泉組で。包容力を持って向き合ってくださる岡田さんと二人三脚で。来年の初夏、皆さんに良いドラマをお届けできるよう、がんばります!」
○岡田将生
「今泉監督の作品は観ていて魅力を感じていたので、お仕事をして監督の現場の空気を肌で感じてみたかった。心地よい空気が流れていてやりやすい環境を作ってくださって、そして微かな心の揺れを敏感にキャッチしてくれる信頼できるスタッフ。とても素敵な現場です。高畑さんとは今回初共演でして、役をどうこうではなく今回はいちこちゃん、高畑さんを真っ直ぐに見つめていく事で二也という人物像がより明確になっていくと感じました。作品自体はとてもセンシティブで際どい話ですが、僕は夫婦が再生していく物語だと思っています。そして、どうか最後までこの夫婦を見届けてほしいです」