【FIGHT CLUB】山口侑馬、判定勝利後に「パニック障害」告白 悔し涙「俺もっと頑張るから」
“山口兄弟”山口侑馬(道化倶楽部)が“地下格闘技”上がりの星野孝允(益荒男APACHE)に判定勝ちを収めた。

格闘技イベント「FIGHT CLUB」第4試合
“山口兄弟”山口侑馬(道化倶楽部)が“地下格闘技”上がりの星野孝允(益荒男APACHE)に判定勝ちを収めた。
「FIGHT CLUB」らしい試合に会場からは拍手が起きていた。KO決着とはならなかったが、両者前に出続け、侑馬は顔面血まみれになりながら、対する星野はフラフラになりながら気持ちを出していた。
1Rからキックボクシング技術の差は歴然だった。顔面だけのパンチでなく、ボディーへも打ち分けるコンビネーションに星野は下がり気味に。左ボディーと膝蹴りを被弾すると思わず倒れ込み、ダウンを取られていた。
1度目のダウンを機にエンジンが入った侑馬。距離をつめパンチを止めない。1R終了後には熱くなり、相手に突っかかっていく場面もあった。
侑馬は相手のパンチをあえて被弾し流血。あまりのパンチの勢いに血しぶきが舞っていた。それでも倒れることはなくしっかりと打ち返していた。
一方の星野は被弾しフラフラになりながらも倒れることはなかった。
試合は当然のように侑馬が判定勝ち。マイクを持つと「こんな試合をしてなにしゃべったらええんやろ。むずいな試合。どれぐらい(配信を)見てんねやろ。いっぱい見てんねやろなぁ」と会場を笑わせる。
深呼吸すると「パニック障害がしんどくて、自分でこんなん言うもんやないんだけど、結構頑張ってて……。自分が頑張ったら見てる人も頑張っていけるような試合をしていくので、応援してほしい。今日はできなかったけど、俺もっと頑張るから」と涙を流した。
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【写真】強リングに倒れ込んだ星野孝允
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