寺島進、北野武監督の金言明かす「この業界の人間は足元だけはちゃんとキメろ」

俳優の寺島進が18日、都内で行われた第16回「日本シューズベストドレッサー賞」の授賞式に出席した。北野武監督にまつわるエピソードなどを語った。

イベントに登壇した寺島進【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した寺島進【写真:ENCOUNT編集部】

「日本シューズベストドレッサー賞」の授賞式

 俳優の寺島進が18日、都内で行われた第16回「日本シューズベストドレッサー賞」の授賞式に出席した。北野武監督にまつわるエピソードなどを語った。

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 普段の靴の着こなしについて尋ねられて「このへん地元で、恩師の北野武監督が昔から、『この業界の人間は、足元だけはちゃんとキメろ』という教えがありましたんで。足元だけは気をつけようと思います」と明かした。

 北野監督を追いかけて米国を横断したエピソードを振り返り、その際に「黒のブーツ一足、あとはスニーカーを一足」持っていったと言い、「カードとか何も作れない時代。現金とかもブーツの中に隠して、デンジャラスなところばっかり行っていた。靴はある種のサイフ代わりにもなっていた」と述懐した。

 シニア部門で受賞した寺島は、カンガルーの革の靴をゲット。「カンガルーの革って軽くて、柔らかくて、とっても丈夫。そして形が崩れない。昔、京都でカンガルーの革のスニーカーを買ったことがある。いまだにそれが気に入っている。肌触りが……」と話すと、イベント司会からほおずりしたくなるくらいの肌触りかと尋ねられ、寺島はすかさず「させんなよっ!」と反応。会場を笑わせた。

 同賞は、業界最大級の靴フェア「第49回 靴のめぐみ祭り市」の特別企画。女性部門では川島海荷が、男性部門では板垣瑞生が受賞。各受賞者がデザインした靴をお披露目するファッションショーも行われた。

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