俳優の仲里依紗が16日、都内で行われたアニメ映画『屋根裏のラジャー』（12月15日公開）のジャパンプレミアに出席。試写室での自分ルールを語る場面があった。

　一足先に、完成した映画を見た仲は「試写室ってところで見させてもらったんですけど、試写室で見ると仕事モードになるので『泣いてやるもんか！』ってスイッチが入るんです。恥ずかしいじゃないですか！」と心構えを明かした。

　続けて「涙をこらえているのに、我慢無理でした。号泣しちゃって。おえつが出るくらい。急いで拭いて『お疲れ様でした～』って出ていったけど、その声も震えているくらい。帰りの車でも思い出して泣いてしまうくらい、込み上げてくるものがありました」と熱く語り、これから鑑賞する観客に向けて「大変ですよ帰り。顔が変わっちゃう。多分メーク落ちますから」と注意喚起し、笑わせていた。

　ジャパンプレミアには、寺田心、鈴木梨央、安藤サクラ、山田孝之、イッセー尾形、百瀬義行監督、西村義明プロデューサーも登壇した。

　同作品は、長編第1作『メアリと魔女の花』でデビューを果たしたスタジオポノックの最新長編アニメーション。イギリスの詩人で作家のA・F・ハロルド氏の『The Imaginary』を原作とし、誰にも見えない想像の友だち「イマジナリ」の物語を描いた。少女・アマンダ（鈴木）の想像から誕生日した主人公の少年・ラジャーを寺田が務めた。