『映像’23』第61回ギャラクシー賞テレビ部門上期「奨励賞」を受賞 授与式は24年5月下旬

MBSのローカル・ドキュメンタリー番組報道ドキュメンタリー番組『映像’23』(毎月1回放送、最終日曜深夜24時50分)。7月30日に放送された「小児性犯罪 ~当事者たちの証言~」が、2023年度第61回ギャラクシー賞テレビ部門上期で「奨励賞」を受賞したことが16日、発表された。

『映像’23』がテレビ部門上期で「奨励賞」を受賞【写真:(C)MBS】
『映像’23』がテレビ部門上期で「奨励賞」を受賞【写真:(C)MBS】

7月30日に放送された「小児性犯罪 ~当事者たちの証言~」

 MBSのローカル・ドキュメンタリー番組報道ドキュメンタリー番組『映像’23』(毎月1回放送、最終日曜深夜24時50分)。7月30日に放送された「小児性犯罪 ~当事者たちの証言~」が、2023年度第61回ギャラクシー賞テレビ部門上期で「奨励賞」を受賞したことが16日、発表された。

 ギャラクシー賞テレビ部門の入賞作は、上期と下期で7作品ずつ選ばる。上期および下期の選考で、高い評価を受けたものの、入賞には及ばなかったものに対し「奨励賞」が贈られる。24年5月下旬に開催を予定している「第61回ギャラクシー賞贈賞式」で「奨励賞」賞状の授与が行われる予定。

 番組制作者のディレクター・吉川元基さんは「小児性犯罪の被害者と加害者、それぞれが顔と名前を出して証言するのは相当な覚悟と勇気がいることです。今後も貴重な証言を世に届けていきたいと思います」とコメント。一方、プロデューサーの橋本佐与子さんは「性犯罪をなくすためにメディアができることは何か、突き詰めて考えて制作した番組でした。当事者たちの重い証言を伝え続けることがメディアの大切な役割だと思っています」と話した。

次のページへ (2/2) 【動画】心に届けたいドキュメンタリー映像シリーズ
1 2
あなたの“気になる”を教えてください