YA-MAN―朝倉未来は「引き分けでしょ」 それでも青木真也が期待するワケ「予定調和をいかにひっくり返せるか」
格闘家YA-MANがプロデュースする新格闘技イベント『FIGHT CLUB』(19日・ABEMA PPV ONLINE LIVEにて全試合生中継)ではメインイベントでYA-MAN―朝倉未来のオープンフィンガーグローブマッチが行われる。この試合を、青木真也がぶった切った。15日、ABEMA格闘チャンネルで動画が公開された。
KO以外はドローというルールに「大丈夫?」
格闘家YA-MANがプロデュースする新格闘技イベント『FIGHT CLUB』(19日・ABEMA PPV ONLINE LIVEにて全試合生中継)ではメインイベントでYA-MAN―朝倉未来のオープンフィンガーグローブマッチが行われる。この試合を、青木真也がぶった切った。15日、ABEMA格闘チャンネルで動画が公開された。
まず、「『FIGHT CLUB』って知ってます?」の問いに、「ネーミングセンスの悪さ、なんとかならない? 誰だって、名前つけたやつ」と噛みつくと、例によって好き放題に喋りだした。
大会自体については「正直に言おう、誰にでもできるじゃんね。なんか面白味がないのと、いろいろその背景の理由とかが見えちゃう」と話すと、「“朝倉未来さんがやる事業の内のひとつじゃないですか?”って、客に思われてしまうようなゾーンに入っているのが、寂しさはあるが、(朝倉未来は)目的とか目標を最適化して考えられる人だから、そういう意味で彼がどうやってチャリンチャリンってしようっていうひとつの絵なんじゃないかな」と、青木節で見解を語った。
また4日に行われたYA-MAN軍団と朝倉未来軍団の会見についてもバッサリ。「YA-MANが下手なんだよ、YA-MANが弱いだけ」と指摘し、「朝倉軍団はそりゃあさ、お前ら(=朝倉軍団)の土俵なんだから、そこでやったら、お前ら(=YA-MAN軍団)が負ける。それを平気で会見しましょうかっていくやつがバカ。そこらへんがしょっぱいんだよ」と、会見での見せ方をツッコむと、さらに「相手が何をやると嫌がるのかわかってないんだよ」と厳しい意見も出た。
また、KO以外はドローというルールについては、「大丈夫? 倒れるまで? あのさ、壺とか買わされてない?」と嘲笑気味。「“完全決着ルール”じゃないから、倒れなかったら引き分けねっていうルールだから、それは引き分けって思うでしょ」と試合結果を予想。
しかし、ここまで大会や試合に関し冷淡に回答していた青木も、「でもオレ一周まわってキテるよ」というと、「半分エキシビションに近いような試合を、どっちかが仕掛けるかですよ。どっちかがガチンって本気で行くとか、リズムとか間合いを崩すことができるんだったら、一気に表現として面白くなる。予定調和っていうものをいかにひっくりかえせるかが勝負論。だから面白いと思って観てるけど」と前向きにコメントした。
「パパっと(試合を)やって、お互い抱き合ってお疲れさまでした、みたいなことじゃない? それを崩せるんだったらもう認めますよ。大したもんだなって」と、らしい言葉で発破をかけていた。