プレミア6000万円超スーパーカーは「視界さえもっとよくなれば(笑)」 レース仕様の意外な乗り心地に仰天
人気アニメの世界から飛び出してきたような、クールなスポーツカーが大集合した。クルマ愛好家に交流の場を提供する「A PIT オートバックス東雲」主催の定例のカーイベントが19日、東京・江東区の同店で開催。この日は、テレビアニメ『MFゴースト』がテーマで、主人公にちなんだトヨタ86がズラリと並び、プレミア付き6000万円超の仰天スーパーカーなど約50台が駆け付けた。
『頭文字D』の“後継作”として知られる『MFゴースト』がテーマ
人気アニメの世界から飛び出してきたような、クールなスポーツカーが大集合した。クルマ愛好家に交流の場を提供する「A PIT オートバックス東雲」主催の定例のカーイベントが19日、東京・江東区の同店で開催。この日は、テレビアニメ『MFゴースト』がテーマで、主人公にちなんだトヨタ86がズラリと並び、プレミア付き6000万円超の仰天スーパーカーなど約50台が駆け付けた。
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しげの秀一の漫画が原作となっているMFゴースト。『頭文字D』の“後継作”として知られ、ファンやクルマ愛好家を引きつけている人気作品だ。
この日は、主人公・片桐夏向の愛車でもあるZN6型トヨタ86を皮切りに、劇中登場車両では、FK8型ホンダ・シビックタイプR、DB型トヨタ・スープラ、アルピーヌA110、アルファロメオ4Cが参加。
本家の“頭文字D勢”も負けていない。マツダRX-7や日産スカイラインGT-R、トヨタSXE10 アルテッツァ、スズキ・カプチーノなどのオーナーが自慢の1台を披露した。また、SUBARU BRZやロータスも存在感を放った。
中でも、どよめきが起こったのが、ランボルギーニ・ウラカン。MFゴーストでは大石代吾が乗るマシンとして知られている。
ドライバーは「STOモデルで、レーシングカーながら公道で走れるんですよ。モード切り替えはばっちりで、すごく乗りやすいです。ただ、レース仕様なので、後ろが見えにくくて(笑)。右の車線変更に苦労するので、視界さえもっとよくなればと思います(笑)」と、最高級の1台の乗り心地についてユーモラスに語ってくれた。約4100万円の価格だが、プレミア高騰化によって6000万円は超えるというから、さらにびっくりだ。
若手カーオーナーの姿が目立った。2018年式のFK8型ホンダ・シビックタイプRを今年1月に手に入れた32歳の男性オーナーは、バイクに熱中していたが、再びクルマ愛がふつふつと沸き、“車界隈”に戻ってきたという。「やっぱりマニュアル操作は楽しいです。自分でギアを選んで走る一体感がいいんですよね」と爽やかな笑顔を見せた。
17年式のトヨタ86後期型の持ち主は、86に魅了されて高校生の頃から「絶対買う」とマニュアル免許を取得して憧れてきた23歳の男性会社員だ。暗めのガンメタリックのカラーリングは後期型の中では珍しいといい、下回りやマフラーなどにこだわりのカスタムを施している。初めてのマイカーについて熱く説明しながら、「外見はノーマルでも乗ればすごい、を目指しています。さりげないかっこよさを追求しているんです。購入してもうすぐ1年になります。86を通して若い仲間が増えました。86のおかげで人生が変わりました。これからはサーキットを走ることを目標にしたいです」と力を込めた。
また、動画番組の収録も行われ、レースクイーンの相沢菜々子が参加し、会場を盛り立てた。
「モーニングミーティング」と銘打った同イベントは、毎月第3日曜の午前7時30分から行われている。12月は「アルファード/ヴェルファイア」を特集する。