有名企業社長の28歳元モデル・小林千花氏、京都で初大役 目標は「日本一のホテルチェーンに」

元モデル、タレントで今月1日、コンパトホテルチェーンのファーストキャビンHD社長に就任した小林千花氏(28)が10日、2020年5月から休業していたファーストキャビン京都二条城のリニューアルオープンイベントに出席した。地元総合ディスプレイ企業フジヤの永田智之社長、竹中将司支配人とともに鏡割り。就任後、初の大役を務めた小林社長は「10店舗目がオープンしました。今後の目標は、会社を日本一のホテルチェーンに成長させることです。株式上場も目指します」と抱負を語った。

リニューアルオープンイベントで鏡割りを行った(左から)ファーストキャビンHD・小林千花社長、フジヤ・永田智之社長、竹中将司支配人
リニューアルオープンイベントで鏡割りを行った(左から)ファーストキャビンHD・小林千花社長、フジヤ・永田智之社長、竹中将司支配人

ファーストキャビン京都二条城でイベント

 元モデル、タレントで今月1日、コンパトホテルチェーンのファーストキャビンHD社長に就任した小林千花氏(28)が10日、2020年5月から休業していたファーストキャビン京都二条城のリニューアルオープンイベントに出席した。地元総合ディスプレイ企業フジヤの永田智之社長、竹中将司支配人とともに鏡割り。就任後、初の大役を務めた小林社長は「10店舗目がオープンしました。今後の目標は、会社を日本一のホテルチェーンに成長させることです。株式上場も目指します」と抱負を語った。

 小林社長の曽祖父は丸の内ホテルを創業。父親は3代目で、小林社長も幼少期から国内外のホテルに泊まり、知見を広めてきた。一方で幼少から宝塚女優を目指していた。計3回の受験で2回は最終選考に進むも不合格に終わった。ショックを乗り越え、一般受験で入学した明治学院大時代に芸能事務所の生島企画室と所属契約し、舞台俳優として活動。数々の作品に出演するもコロナ禍を機に活動を休止した。

 その後は雑誌『美人百花』の専属読者モデルを務め、ホテルライターとして、同誌やウェブメディアのHint-Potなどに寄稿していた。また、21年1月23日には、日本テレビ系バラエティー番組『スクール革命!』(日曜午前11時45分)に出演し、「おすすめの宿」を紹介。その活動ぶりとホテル業への情熱に注目したファーストキャビンHD関係者からのオファーを受け、22年9月1日、常勤の取締役として同社に加わった。そして、今年10月16日の取締役会で「ホテルの創業家で生まれ育った知見と経験がある。経営、ホスピタリティーを理解している何ものにも代え難い存在」と推され、社長就任に至った。

 同社は、航空機のファーストクラスをイメージしたコンパクトホテルを全国に展開する有名企業。京都二条城店で10店舗目になり、小林社長は「リニューアルオープンできたことを心よりうれしく思っております。ホテル選びの新しい選択肢の1つとして、『ファーストキャビンブランド』を作り上げていきたいと思います」と決意を表していた。

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