【PRODUCE 101】ポジション評価スタート! リスクをとった田中琴の不安「デビューから遠のいてる」

ガールズグループオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(木曜午後9時)の第6回が、ドコモの映像配信サービス『Lemino』で9日に配信された。今回から『ポジション評価』がスタートした。

『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』第6回が配信【写真:(C)PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS】
『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』第6回が配信【写真:(C)PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS】

「全体1位は20万票」の大逆転を賭けたダブルミッション

 ガールズグループオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(木曜午後9時)の第6回が、ドコモの映像配信サービス『Lemino』で9日に配信された。今回から『ポジション評価』がスタートした。

 同作は、JO1やINIを誕生させた日本最大級のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3弾。デビューを目指して集まった101人の練習生たちが、専門的なトレーニングとテストに取り組み、挫折を乗り越えながら共に成長していく。今回は初のガールズグループ。

 国民プロデューサー(視聴者)による投票で、101人の中からデビューするメンバー11人が決定。国民プロデューサーはdアカウントを作成することで1日につき1票、11人まで国民投票が可能。またLeminoのアプリをダウンロードすれば、追加でもう1票投票できる(各日2票)。

(※以下、内容に関する記述があります)

 今回は第1回順位発表で残った練習生50人に、新たな試練『ポジション評価』が課された。ポジション評価では、ボーカル、ダンス、ラップ&ボーカルの3つのポジションに分かれチームを編成。最も自信のあるポジションを選んで課題曲を選び、実力を発揮する。ボーカルはチーム自ら編曲を行い、ダンスは自分たちで振りを創作。ラップ&ボーカルでは、自分たちで歌詞を書き下ろす。

 チームの中で1位になった練習生だけにベネフィットとして1万票が与えられ、さらに各ポジションの全体で1位になった練習生は10万票を獲得。国民プロデューサーの前で課題曲を披露し、投票が行われる。第1回順位発表前に行われたグループバトルではチームで勝利を競ったが、今回は同じチームのメンバーがライバルになってしまう。

 また特別ルールとして、難易度の高いダンス課題曲『RUN RUN』を選んだ練習生には、ダブルミッションの特典が。同曲を選んだ練習生がチーム内で1位になった場合は2万票が与えられる。さらにダンスポジションで全体1位になった場合は20万票を獲得でき、チーム全員の現場投票が2倍となる。しかし、1位にならなければこれまでの投票が0票になってしまうという残酷なルールも。ポジション評価後に行われる次回の順位発表で、35位までが残ることができる。

 大逆転を狙える一方で、リスクも高い『RUN RUN』を選んだのは、デビュー圏内の10位にいる田中琴、20位の荒牧深愛、22位の北爪さくら、23位の斉藤芹菜、26位の田中優希。また、今のままでは脱落となってしまう41位の山崎美月、43位の須谷緩も勝負に出た。

 クラス分けでCからAクラスに飛び級し10位にいる琴は、他の楽曲でも順位をキープできる可能性が高いが、「デビュー圏内の順位の中でも、1~8位に変動がなくて、殻を破って頑張らないといけない」とリスクを取った理由を語る。『RUN RUN』を選んだ練習生全員がセンターを希望したが、フリースタイル対決の結果、センターには深愛が選ばれた。

 これまでテーマ曲やグループバトルでもセンターを逃してきた琴は、「今、3回センターを逃しているんですけど、挑戦するたびに本当はそんなに実力がないんじゃないかなって痛感してしまって……」と不安を吐露。また、1位を獲得して逆転を狙う優希も、「自分がいるポジションでセンターより輝く気持ちはあるんですけど、また(存在が目立たず)見つからないんじゃないか……」と悔しさをにじませた。

 個人パートを披露できる尺が限られている中、“ダブル田中”の琴と優希は悔しい思いや葛藤を込めたペアダンスで見せ場を作った。また、さくらは得意なアクロバットを披露するなどそれぞれが持ち味を取り入れ、高難度の『RUN RUN』を仕上げた。

 国民プロデューサーの投票の結果、チーム1位に選ばれたのはセンターの深愛。優希は2位、琴は5位という結果に。現時点で深愛は2万票を獲得。深愛がダンスポジションで全体1位なれば『RUN RUN』チーム全員の得票数が2倍となるが、1位をとれなかった場合は0票になってしまう。

 琴は、「今デビュー圏内にいるのに、自分でもその実力を全然認められないし……、デビューから一歩ずつ遠のいていっている感じ」と涙し、「1つずつ順位が落ちてしまうんじゃないか……」と悔やんだ。

 他の楽曲であれば0票のリスクを背負う必要がなかった琴。挑戦した結果、もどかしい状況に。SNS上では、「田中琴は絶対に絶対にデビューすべき人材です!!」「みんな、琴ちゃんに応援コメントを!!」「かわいくて自信あって実力もあって努力家な琴ちゃんだ~いすき」と励ましの声が挙がっている。

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