俳優の佐津川愛美、超特急の草川拓弥、FANTASTICSの堀夏喜、木村了が9日、都内で行われたMBS系ドラマ『サブスク不倫』（全6話、毎週木曜深夜0時59分）の1話先行試写・完成披露トークイベントに出席した。本作にまつわるトークを展開した。

　同作は、同名の縦読み漫画を原作とする、MBS・ドラマ特区枠のサスペンスドラマ。安全な不倫が定額でできる既婚者サブスクリプションサービス「ビュッフェ」を通じて、愛と金と欲をめぐる先の読めない新感覚“沼”サスペンスが展開される。初回は11月9日より放送される。

　早朝に行われた同イベント。主人公・鳥山未知留を演じた佐津川は会場を見渡して「朝早くから、すごく早くからこんな作品を見に来てくださってありがとうございます！」とあいさつ。スリル満点の同作を「なかなか刺激的な作品」と評し、「女性目線で不倫を肯定する作品ではないと思っている。ただ、専業主婦の未知留が『サブスク不倫』という沼にハマっていく描写を女性目線でしっかり描ければ」とアピール。

「ビュッフェ」を利用するカメラマン・淳弥役の草川も「本当に、朝からこの内容はなかなかハードだったかなと思う」と言い、「自分もプライベートで、フィルムカメラを使って撮るのが趣味なので（仕事面は）共感できる」と説明。続けて「実年齢より若い役柄を頂くことが多かった。30（歳）が近づいてきている中で、割と大人目の作品にこの年齢で関われることができて個人的にすごく嬉しかった」とほほ笑んだ。

　医者の剣太郎を演じた堀は「実年齢より年上で御曹司で、自分とはかけ離れた役だった。だいぶ頭の中でイメージを膨らませて、妄想の中の剣太郎、妄想の中の自分、みたいなものを演じながらやってみた」と話し、撮影について「内容自体も刺激的ですけど、撮影もチャレンジするようなことばっかりで、剣太郎をやらないと感じられなかったことが多いかなと思う。すごく刺激的な撮影期間になりました」と話した。