『キャプテン翼』以外にも名作盛りだくさん! 90年代に人気だった懐かしサッカー漫画4選

2023年に開幕30周年を迎え、盛り上がりを見せるJリーグ。人気テレビアニメ『ブルーロック』とのコラボグッズ販売やイベントが行われ、多くのファンを喜ばせている。日本サッカー界の発展に貢献した漫画は『キャプテン翼』(作:高橋陽一)を筆頭に、名作が目白押しだ。そこで本記事では、Jリーグが開幕した1990年代に人気を博した懐かしのサッカー漫画4選を紹介する。

俺たちのフィールド 1巻(村枝賢一/小学館)
俺たちのフィールド 1巻(村枝賢一/小学館)

『キャプテン翼』はサッカー界の発展に貢献

 2023年に開幕30周年を迎え、盛り上がりを見せるJリーグ。人気テレビアニメ『ブルーロック』とのコラボグッズ販売やイベントが行われ、多くのファンを喜ばせている。日本サッカー界の発展に貢献した漫画は『キャプテン翼』(作:高橋陽一)を筆頭に、名作が目白押しだ。そこで本記事では、Jリーグが開幕した1990年代に人気を博した懐かしのサッカー漫画4選を紹介する。

 1つ目の作品は92年から98年まで『週刊少年サンデー』(小学館)で連載された『俺たちのフィールド』(作:村枝賢一)だ。1話目では、主人公・高杉和也の父であるプロサッカー選手・高杉貫一の活躍が描かれる。

 その後、和也はライバルと切磋琢磨しながら、少年サッカー、高校サッカー、Jリーグ、そしてワールドカップと、サッカー界の頂点への道のりをなぞるように活躍していく。

 作中ではワールドカップ予選を勝ち抜くために、和也を含む若手選手で結成されたチーム「リザーブ・ドッグズ」が日本代表チームを打ち破る下剋上を見せる。

 その後のワールドカップ本戦では、リザーブ・ドッグズのメンバーを中心に日本代表チームが編成される展開には、心揺さぶられた読者も多いだろう。

 SNS上でも「『選ばれなかった』日本代表が、『協会が選んだ』日本代表を倒して下剋上っていう展開が好き」「『ブルーロック』好きな人は『俺たちのフィールド』のリザーブ・ドッグズめっちゃ好きだと思う」といった声が上がっている。

 次に紹介するのは、90年から2003年まで『週刊少年マガジン』(講談社)で連載された『シュート!』(作:大島司)。本作の舞台は高校サッカーで、主人公・田仲俊彦が憧れの久保嘉晴の背中を追いかけて入学した掛川高校で成長していく姿が描かれている。

 22年にはワールドカップの開催に合わせ、完全新作オリジナルアニメ『シュート! Goal to the Future』がAT-Xほかにて放送された。連載終了から19年後にアニメが制作されることからも、人気の高さが伺える。

 なかでも俊彦が憧れた久保のプレーは今もファンの心に刻まれているようで、SNS上では「伝説の11人抜きをする前のセリフがめっちゃ好き」「久保さんのゴールトゥゴールは名シーンだぞ!」など熱い声が多く寄せられている。

『キャプテン翼』が連載されていた『週刊少年ジャンプ』(集英社)には、ほかにも名作サッカー漫画がある。それが1998年から2002年まで連載された『ホイッスル!』(作:樋口大輔)だ。

 サッカーの名門校で、背の低さから3軍補欠だった主人公・風祭将が、桜上水中学校に転校し、名門校でレギュラーだったと勘違いされながらも奮闘する姿が描かれる。好きなサッカーを諦めず、誰よりも努力する風祭に影響を受けた人も少なくないだろう。16年には舞台化されるほどの注目を集めた作品だ。

 最後に紹介するのは『週刊少年マガジン』で1993年から99年にかけて連載された『Jドリーム』(作:塀内夏子)。16歳の主人公・赤星鷹が強引なアプローチで浦和レッドダイヤモンズに入団するところから物語が始まる。93年に開幕したJリーグをそのまま舞台にした漫画として注目を集めた。

 怪我に悩まされるベテラン選手や、チームの移籍などプロサッカー選手が抱える葛藤も描かれており、ヒューマンドラマとしても秀逸だ。ちなみにお笑いコンビ・見取り図のリリーが自身のYouTubeチャンネルにて、好きな作品として『Jドリーム』を熱く紹介している。

 Jリーグ開幕やワールドカップ出場などを題材にしていた懐かしのサッカー漫画。世界で戦うことが当たり前のようになった今だからこそ、読み直すと日本サッカーの原点を感じることができるかもしれない。

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