サルゴリラ、KOC優勝後に松本人志との食事会で告げられた“減点”「それで1点下げたって」
コント師No.1を決めるお笑い賞レース『キングオブコント2023』で優勝を果たしたサルゴリラが7日、池袋のよしもとアカデミー東京校でよしもとアカデミー各校生徒、NSC(吉本興業の養成所)生徒を対象に特別授業を行った。授業後の囲み取材では、2人の憧れの存在であるダウンタウン・松本人志とのエピソードを披露した。
歴代最高得点964点で優勝「20年が全部無駄じゃなかった」
コント師No.1を決めるお笑い賞レース『キングオブコント2023』で優勝を果たしたサルゴリラが7日、池袋のよしもとアカデミー東京校でよしもとアカデミー各校生徒、NSC(吉本興業の養成所)生徒を対象に特別授業を行った。授業後の囲み取材では、2人の憧れの存在であるダウンタウン・松本人志とのエピソードを披露した。
歴代最高得点の964点を弾き出して16代目キングとなったサルゴリラ。赤羽健壱は、史上初の40代王者、芸歴20年目での優勝を振り返り、「紆余曲折経ての20年。トリオもやりましたし、サルゴリラで7年、20年が全部無駄じゃなかった。辛いことがあった上で実を結んでよかったと思っています」と語り、児玉智洋は「20年我慢してよかった。今テレビに出たとき周りに友達ばかりなので、非常にリラックスしてできる。結果的に20年売れなくてよかったです」と心境を明かした。
優勝後の変化については、児玉が「前までが暇すぎた。やっと朝起きる生活になりました」と答え、「朝から(仕事を)入れていただいているので、一般の方の生活になれた。夜は寝れています。休みは1日だけありました」と説明。優勝から2週間で印象に残った出来事を聞かれると、赤羽は「松本さんとのお食事会」と回答し、「2人ともダウンタウンを見て育ったので、初めてちゃんとお話させていただいて、めちゃくちゃ嬉しかったです」と笑顔を見せた。
食事会の会話の内容については、赤羽が「(ネタの)感想をお聞きしたところ、松本さんはご自身が出演した番組はほぼ見ないらしいんですけど、『今年のキングオブコントは録画しなかったのを後悔したわ』とおっしゃっていただいた」と告白。児玉は「魚のネタで『相手の心をさかなでるな』というくだりがあって、そこを最後まで入れるかどうか迷った。ウケるので入れたんですけど、『いらんかったんちゃうか』と言っていただいてめっちゃ嬉しかったです」と喜びを噛み締め、赤羽は「でも、それで1点下げたって。本当は97点だったけど、96点にしたって」と、歴代最高得点は“幻の965点”だったことを明かした。