『THE SECOND』第2回開催決定 “結成16年以上”の漫才師が激闘へ 司会は東野幸治

フジテレビが『THE SECOND~漫才トーナメント~』の第2回大会を開催することが7日、分かった。今年も“結成16年以上”の漫才師たちによるし烈な戦いが幕を開ける。

『THE SECOND』第2回の司会を務める東野幸治【写真:(C)フジテレビ】
『THE SECOND』第2回の司会を務める東野幸治【写真:(C)フジテレビ】

第1回王者はギャロップ 賞金1000万円獲得

 フジテレビが『THE SECOND~漫才トーナメント~』の第2回大会を開催することが7日、分かった。今年も“結成16年以上”の漫才師たちによるし烈な戦いが幕を開ける。

 同大会の最大の特徴は、出場資格が「エントリー時点で結成16年以上」であること。実力や才能はあっても、賞レースに出られないため、ブレイクのきっかけが見出せない……そんな漫才師たちに“セカンドチャンス”をつかんでほしいという願いを込めて、フジテレビが新たに立ち上げた漫才賞レースだ。

 2023年に行われた第1回大会は、結成20年目を迎えたお笑いコンビ・ギャロップ(林健、毛利大亮)が、優勝賞金1000万円と初代王者の座を獲得。4時間超にわたって全国ネットで生放送された「グランプリファイナル」は、お笑いファンのみならず、幅広い視聴者層の間で大きな話題に。新たなるお笑い賞レースとして、多くの人々から熱い注目を集めた。

 今年の第2回大会のエントリーの受付は、2023年12月1日から24年1月10日までを予定。出場資格は、「結成16年以上のプロの漫才師」であること。また前大会より引き続き、「アマチュアや即席ユニットは出場不可」「全国ネットの漫才賞レースでの優勝経験があるコンビは出場不可」となる。

 エントリー締め切り後、「選考会」と、2回の「ノックアウトステージ」を行い、2024年5月に「グランプリファイナル」を開催。前回と同じく、東野幸治を司会に迎え、全国ネット・ゴールデンタイム生放送予定。そのほか、大会の内容や出演者、スケジュールなどの詳細は今後、随時発表する。

◯東野幸治コメント
――『THE SECOND』第2回大会の開催が決定しました。今の率直なお気持ちは?
「まず思ったのは、2回目が決まってよかったなと。前回は、どんな大会なのかわからなくて出場を見送った漫才師の方たちもたくさんいたと思うんですけど、1回目を見て“俺たちも出てみたい”って思ってくれた人がいたら、ぜひぜひ、参加してほしいです。“なんか楽しそうやな”とか、“あの大会やったら出やすい”みたいに思ってくれた漫才師は、きっとたくさんいると思うんで」

――第1回大会を振り返って、特に印象に残っているコンビや対戦カードは?
「いやもう、全組ですよ。全体を通して思ったのは、『M-1(グランプリ)』とは全然違う大会なんやな、と。『M-1』を踏襲したようなネタで攻めてくるコンビもいれば、楽屋オチみたいな、『M-1』を卒業した漫才師ならではの、もっちゃりとしたネタをするコンビもいて(笑)。新旧の漫才がごちゃっと混ざってる感じが、独特で面白かったです。ちょっとびっくりしました」

――大会が終わった後、出場した漫才師の方々や、芸人仲間の方々からの反響はいかがでしたか?
「シャンプーハット(※「ノックアウトステージ32→16」で敗退)と会ったときに、“出てよかったです”“楽しかったです”って言ってくれて。うれしかったですし、ぜひまた出てほしいなと思います。あと、ほんこんさんが見たらしくて、えらい興奮してましたね。“俺も130Rで出たい”って言うてたんですけど、板尾(創路)さんから速攻で断わられてました(笑)」

――結成16年以上の漫才師の方々へ、エールをお願い致します。
「僕が言うのもおこがましいんですけど、『THE SECOND』って、漫才師のみなさんにとっては、久しぶりに真摯に漫才に向き合える、いい機会やと思うんです。優勝するには3本ネタがないといけないんで、なかなか大変だとは思いますけど、自分たちの力を試してみたいとか、改めて漫才を楽しみたいというコンビがいたら、ぜひ参加してもらえれば。大ベテランの方も、なかなか“ぜひ”と軽々しくは言えないけれども、楽しい思い出を作ろう、くらいの意識で臨んでいただけたらうれしいです(笑)」

――それでは最後に、来年の第2回大会を楽しみにしている視聴者=お笑いファンの方々に向けて、メッセージをお願いします。
「第2回も、大いに楽しんでいただきたいなと。テレビで見るのもよし、スタジオまで見に来て、審査員をやるのもよし(笑)。あと、ノックアウトステージは配信でも見られるかもしれないので、いろんな形で楽しんでください!」

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