王者になった鈴木千裕、ファイトマネーで慈善活動 試合直後にアゼルバイジャン大臣へ直談判
24歳の格闘家・鈴木千裕が4日、アゼルバイジャンで行われた格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 7」でヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)を破り、RIZINフェザー級王者になった。試合から休む間もなく、現地の子どもたちへ“お菓子配り”を行ったようだ。
「格闘家の在るべき姿」とファンは絶賛
24歳の格闘家・鈴木千裕が4日、アゼルバイジャンで行われた格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 7」でヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)を破り、RIZINフェザー級王者になった。試合から休む間もなく、現地の子どもたちへ“お菓子配り”を行ったようだ。
下馬評を覆しての勝利。さらに不利なポジションからの踵落としのような形でケラモフを衝撃KOした。アフターパーティーも終わり、自室に戻りYouTube撮影。帰国まで時間がないなか、アゼルバイジャンの大臣に驚きの提案をしたことを明かしている。
「朝7時くらいに子どもイベントをやりたいと(アゼルバイジャンの)スポーツ大臣に相談したんですよ。もしそれが可能だったらファイトマネーを使って子どもイベントをやろうと思うので」
試合後のインタビューでは日本の格闘技は不良が輝く時代になっていて、そういう人たちが表舞台に出て、格闘技の質を下げている。真面目にやっている人が報われる格闘技業界を」と発言し話題になった。
帰国直前に子どもイベントの願いはかなったようだ。セコンドを務めたゴーゾー氏や鈴木のオフィシャルチームアカウントでその様子がXに投稿されている。
現地の子どもに囲まれ、パンチされる鈴木。試合後、疲れは取れていないはずだが、笑顔。現地の子どもたちの表情も明るかった。
この映像にファンからは「動画見て癒されました」「鈴木チャンプの優しさが滲み出てますね最高」「格闘家の在るべき姿」「試合の疲れもあるのにこういうこと出来るの尊敬する」「正義の味方みたい」などの声が寄せられている。