【ブギウギ】草彅剛、大阪での撮影に大満足「ホンマにごっつええ感じです」
草彅剛が作曲家・羽鳥善一を演じるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土曜、午前8時)について、羽鳥役の思いや主人公・福来スズ子を演じる趣里との共演の感想などをコメントした。
スズ子の才能にほれ込み、鍛えて一流歌手に成長させる作曲家・羽鳥善一
草彅剛が作曲家・羽鳥善一を演じるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土曜、午前8時)について、羽鳥役の思いや主人公・福来スズ子を演じる趣里との共演の感想などをコメントした。
まずは羽鳥善一という人物について紹介。
「僕が演じる羽鳥善一は、福来スズ子を見いだしていく役どころです。これからスズ子と善一のタッグが始まります。この2人の関係性を楽しみにご覧いただきたいと思います。羽鳥はいつもニコニコしていてつかみどころのない男ですが、チャーミングでもありとても魅力的なキャラクターです。羽鳥のセリフで『トゥリー、トゥ、ワン、ゼロ』というカウントが面白いですね。善一は、『スリー』じゃなくて、『トゥリー』なんです。そこが善一らしくて好きなポイントです。口癖すら型にとらわれていません。きっと、善一は型にはまることが好きじゃないんでしょうね。『君の好きなように歌ってごらん』とか、『君の好きなように生きていきなさい』と言うような人なので、自分に対しても『君の好きなように解釈して、君の好きなようにセリフを言ってごらん』と言ってくれている気がします。役のモデルである服部良一さんについてはあまり意識しすぎずに、新しいものを生み出したいという気持ちで演じています。服部さんのこれまでの功績の力をお借りしながら、さらに自分の中から湧き出ているものを視聴者のみなさんに届けたいと思います」
趣里と共演しての感想もコメント。
「今回、趣里ちゃんと初めてお会いしたのですが、一緒にお芝居をしていてとても楽しいです。そして、本当に趣里ちゃんが福来スズ子にしか見えません。大げさではなく、これは趣里ちゃんにも言っていますが『趣里ちゃんは、この福来スズ子を演じるために生まれてきたんだ』と思っています。もう本当にスズ子という感じがして、何の不安もなくお芝居させていただいています。趣里ちゃんが目の前にいると、本当にスズ子が歌っているんだなとか、スズ子が喜んでいるんだな、悲しんでいるんだなというリアルな感覚が伝わってきます」
大阪で撮影する気分も紹介。
「大阪は最高です!コロナの時と違って観光客も戻ってきていて街に活気があり、その雰囲気を感じるだけで幸せな気分になりますね。NHKからは大阪城も見えるし、気分転換にもなって、ホンマにごっつええ感じです(笑)」
最後は視聴者にメッセージ。
「見どころが本当にたくさんあるのですが、やっぱりステージで歌う趣里ちゃんの歌声と踊りにいちばん注目していただきたいです。見ていて本当に楽しいです。ステージ上で生まれる躍動感をしっかりと収録しているので、その部分も視聴者の皆さんに伝わると思いますし、僕自身も楽しんでいます。放送が週1回の連続ドラマとは違い、放送時間が15分で毎日放送されるので、スピード感があって目が離せない展開は朝ドラならではだと思います。日本中を前向きにしてくれるような作品が毎日放送されるんですから、こんな幸せなことはないと思います。本当にすてきなシーンがたくさんあるので、ぜひお楽しみください」
物語は大阪の下町の銭湯の看板娘として育つヒロイン・福来スズ子(趣里)が、小さな頃から歌って踊るのが大好きで、やがて歌の才能を発揮し、戦後のスターとなっていく半生を描く。戦後の大スター・笠置シヅ子さんをモデルに描くフィクション。