俳優の北乃きいが3日、都内で開催された映画『おしょりん』公開記念舞台あいさつに、森崎ウィン、小泉孝太郎、児玉宜久監督と共に出席。小泉との共演は「緊張した」と打ち明ける場面があった。

　現在、日本産メガネの95％を生産している福井県。同映画では、明治時代にこのメガネ産業をゼロから立ち上げるべく奮闘した兄弟・増永五左衛門（小泉）、幸八（森崎）と、2人を信じて支え続けた五左衛門の妻で主人公・むめ（北乃）の挑戦と情熱、家族愛を描いた。

　婚約者の顔も見ずに結婚することはよくある時代だった明治に、お見合いで五左衛門と結婚したむめ。小泉と夫婦役を演じた感想について北乃は「緊張感があった」と言い、「今も緊張しています」と吐露した。森崎から「そっち（小泉の方を）見れないのでは」と指摘されると、北乃は「そういうこと言うからまた熱くなる！　地元が一緒で、小さい時から見ているから緊張しちゃう……。横須賀市民は特に。でも、ご一緒できてうれしかったです」と慌てた。

　また、同映画の内容にちなみ、挑戦したいことについてトークする場面も。北乃は「ミュージカルに出たい」と言い、「少女や女性、老婆、通行人なんでもいいから出たい！」と思いをアピールしていた。