俳優の菜々緒が31日、都内で開催された映画『怪物の木こり』（12月1日公開）東京国際映画祭ジャパンプレミアに、KAT-TUNの亀梨和也、吉岡里帆、染谷将太、中村獅童、三池崇史監督と共に出席。亀梨の多彩さを称賛する場面があった。

　2019年に第17回「このミステリーがすごい！」大賞を受賞した同名小説を映画化。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が起き、ターゲットとなった弁護士・二宮彰（亀梨）は、犯人を凌駕するほどの狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者が入れ替わっていく先読み不可能なストーリーになっている。

　同映画で亀梨と3度目の共演となった菜々緒は「各作品で違うキャラクターを演じてきたなと感じていて。今回は、今までにないサイコパスな怖いキャラクターを演じられていましたが、本当に多彩だなと。お芝居だけじゃなくてアーティスト、キャスターなどとしても活躍されているので『亀梨さんはどこまでいくんだろう、進化していくんだろう』って楽しみです」と称賛した。これに亀梨が「YouTubeも始めました。今年はインスタも始めたので」と付け加えると、会場からは拍手が。菜々緒が「何になっていくんですか!?」と問いかけると「僕もまだわかりません（笑）」と笑顔を見せた。

　この日はハロウィーンということにちなみ、ハロウィーンの過ごし方についてトークする場面も。菜々緒は「『とにかく六本木と渋谷に近づかない』という過ごし方をしています」と答え、「それに、職業的に毎日がハロウィーンみたいな感じ。鞭や拳銃などいろいろな凶悪な武器を持たせてもらいました」と振り返った。