前田敦子、高良健吾の恋人役は「小っ恥ずかしかった」 7日間の撮影期間は「濃密」
俳優の前田敦子が31日、都内で開催された小津安二郎生誕120周年記念「連続ドラマW OZU~小津安二郎が描いた物語~」(11月12日10時より放送開始)の第3話「非常線の女」舞台あいさつに、高良健吾、松本優作監督と共に出席。高良と共演した感想や、理想のハロウィンの過ごし方について語った。
子どもとのハロウィーンは「幸せ空間がすごかった」
俳優の前田敦子が31日、都内で開催された小津安二郎生誕120周年記念「連続ドラマW OZU~小津安二郎が描いた物語~」(11月12日10時より放送開始)の第3話「非常線の女」舞台あいさつに、高良健吾、松本優作監督と共に出席。高良と共演した感想や、理想のハロウィンの過ごし方について語った。
同作品は、小津監督の生誕から120周年を迎えたことを記念して制作され、初期サイレント映画をオムニバスドラマ形式で現代リメイク。全6作品で構成され、第3話では1933年に公開されたギャング映画「非常線の女」を、前田を主演にドラマリメイクした。前田は、昼は歯科助手の仕事をし、夜は恋人の拓実(高良)らと美人局など悪事を働く謎めい女性・時子を演じた。
前田は「ハロウィンの日に来てくださりありがとうございます」とあいさつ。続けて、同作品に出演して感じたことを聞かれると「現実ではなかなかない設定だったので、正直『最初は受けて大丈夫かな……』という不安から入りました。でも、監督とも一緒して見たかったですし、せりふが入った新しい『非常線の女』を真剣に作っているのがすぐに伝わりました。『食らいつかないと!』と思ったので、撮影現場の記憶はあまりないです……。(撮影期間は)7日間という決まりがあったので、濃密でしたね」と振り返った。
高良との共演については「これまで、共演者の皆さんが高良さんにどんどん惚れていく姿を見てきましたが、かっこよさはピカイチの作品でした。先輩として尊敬していますし、仲良くさせていただいているので、小っ恥ずかしい役ではあったかなと思います」と照れ笑いを浮かべた。
また、この日がハロウィーンということにちなみ、理想の過ごし方を問われた前田は「この間、子どものハロウィーンをやってきました。みんな仮装して『トリックオアトリート』と言って、お菓子をもらうために一緒に並んで。幸せ空間がすごかったです。兄弟あるあるみたいなんですけど、マリオとルイージはわかりやすいって。弟はみんなルイージになるから(笑)」と笑顔を見せていた。