元ジャニーズJr.橋田康の考え「被害者だからと何でも要求していいとも思いません」

旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の故ジャニー喜多川元社長からの性被害を明かしている元ジャニーズJr.(現ジュニア)で俳優の橋田康が30日、Xを更新し、同事務所が設置した「被害者救済委員会」のヒアリングを受けた感想をつづった。

橋田康【写真:ENCOUNT編集部】
橋田康【写真:ENCOUNT編集部】

27日に被害救済委員会でヒアリング

 旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の故ジャニー喜多川元社長からの性被害を明かしている元ジャニーズJr.(現ジュニア)で俳優の橋田康が30日、Xを更新し、同事務所が設置した「被害者救済委員会」のヒアリングを受けた感想をつづった。

「27日は被害者救済委員会のヒアリングでした。あくまで僕が感じた印象ですが11月から救済等スタートしていく上で1人でも多くの方が納得できるよう 柔軟な思考でいようとしてくれているんだなと感じました。そして僕個人はお金の事で揉めたり戦ったりする気はない。と伝えました。その上で日本での性加害、児童虐待などの抑止の為にも『普通』ではない水準の金額で対応していく事が必要だと思うとも伝えました。どこまで汲み取って頂けるかはわかりませんが、 仮に自分への補償が低かったとしても僕よりもっと苦しい日々を過ごしてきた人達にしっかりその補償が行き届きますように…」

 さらには「弁護士の方と対話していても思ったんですがお金で解決できる問題じゃない。けど、1つの区切り決着として必要な事なんだと思います」とし、「僕の考えの一つとして被害者だからと何でも要求していいとも思いません。被害に遭った方は1人や2人じゃない。皆が少しでも救われるよう補償される側も補償する側もきっと苦しみからすぐに解放されるわけじゃないと思います。だからこそ被害者の方もほんの少しだけでも歩み寄る気持ちが持てたら色々な人が前を向く結果に繋がるかと」とつづっている。

 橋田は性被害を公表後、5月に旧ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子氏(当時社長)、9月21日には社長の東山紀之、後に副社長に就任する井ノ原快彦と面会し、謝罪を受けたことを明かしている。

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