【下剋上球児】「どうする南雲?」視聴者のモヤモヤがマックス 主演・鈴木亮平「物語が一気にすごい方向に動きます」と大胆予告

俳優の鈴木亮平が主演を務めるTBS系日曜劇場『下剋上球児』(日曜午後9時)の第3話が29日に放送された。高校野球を通して地域社会や教育、家族が抱えるさまざまな問題を描くヒューマンドラマ。三重県の公立高校・白山高校が2018年に甲子園に初出場するまでの軌跡を描いた作家・菊地高弘さんのノンフィクションが原案だ。前回は越山高校の社会科教師・南雲脩司(鈴木)が野球部の顧問兼監督をかたくなに引き受けない姿と、その理由が「教員免許の偽造」という衝撃の事実が明かされた。第3話では野球部に対する南雲の揺れる心が描かれ視聴者の“モヤモヤ”がマックスの達する中、鈴木は自身のXで第4話について「物語が一気にすごい方向に動きます」と“大胆予告”している。

鈴木亮平【写真:ENCOUNT編集部】
鈴木亮平【写真:ENCOUNT編集部】

視聴者「鬼塚英吉でさえ教員免許もってる。南雲先生が持ってないはずない」

 俳優の鈴木亮平が主演を務めるTBS系日曜劇場『下剋上球児』(日曜午後9時)の第3話が29日に放送された。高校野球を通して地域社会や教育、家族が抱えるさまざまな問題を描くヒューマンドラマ。三重県の公立高校・白山高校が2018年に甲子園に初出場するまでの軌跡を描いた作家・菊地高弘さんのノンフィクションが原案だ。前回は越山高校の社会科教師・南雲脩司(鈴木)が野球部の顧問兼監督をかたくなに引き受けない姿と、その理由が「教員免許の偽造」という衝撃の事実が明かされた。第3話では野球部に対する南雲の揺れる心が描かれ視聴者の“モヤモヤ”がマックスの達する中、鈴木は自身のXで第4話について「物語が一気にすごい方向に動きます」と“大胆予告”している。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

「どうする南雲?」-。野球部監督就任をめぐって苦悩する南雲。第2話のエンディングで南雲は同僚教員で野球部部長の山住(黒木華)に「教員免許を持たずに高校教師をしていた」という事実を打ち明け、「教師を辞める。監督もこれ以上続けられない」と決意を語った。動揺する山住は「聞かなかったことにさせてください」とつぶやくものの、衝撃は隠せない。野球部員がからんだ暴行事件を知らされた南雲は解決に向けて奔走。その過程で野球部員への愛着、そして彼らが試合に向ける情熱を目の当たりにする。

 野球部監督を引き受けるか、辞退して教師を辞めるのか…。部員の生徒らは「先生なぜ来ないんですか?」「直接聞きに行く」と南雲を探しに校内を駆け回る。ますます苦悩が深まる南雲。そして迎えた高校野球選手権三重大会の組み合わせ抽選会。自身の“罪”にもかかわらず野球部が気になる南雲は意を決して抽選会へ駆けつける。山住は南雲を「副部長」として大会登録したことを明かし「私も共犯になります」と南雲にきっぱりと告げたのだった。

 南雲をめぐって視聴者からは「南雲先生、奥さんにも言ってなかったんだな。バレないものなのか」「やっぱり、免許なしはいかんと思うけど、そこにどう決着つけるんだろね」「南雲先生の免許問題もどう解決していくのか気になる」などのほか、「あの鬼塚英吉でさえ教員免許もってるんだよ。南雲先生が持ってないはずない」と、1998年夏に放送された俳優・反町隆史主演のフジテレビ系連続ドラマ『GTO』と比べる声などがネットに寄せられている。

 視聴者の胸が締め付けられる中、主演の鈴木が自身のXで今後の方向性を大胆予告し注目を集めている。鈴木は「『下剋上球児』ご視聴いただきありがとうございました。ここから野球部も南雲家もどうなるのか。来週の4話は前半のクライマックスです。物語が一気にすごい方向に動きます。お楽しみに」とポスト。加えて、「一つお願いが。『下剋上球児』では、11月の試合の撮影に参加していただけるボランティアエキストラの方々を募集しております。ご興味ある方は選手たちの勇姿を見に来てやってください。東京、三重、そして私の地元兵庫で募集中。待ってます」と呼びかけている。

 次回の第4話では甲子園予選の1回戦に出場した越山高校が昨年夏の大会を1回戦で敗退した多気高校と対戦し善戦。その一方、南雲と再婚した妻の美香(井川遥)が仕事のため南雲を残し子どもたちと東京へ行くことを決意し南雲家に“暗雲”が漂う。野球部と家族。その両方をめぐる南雲の決断が注目される。

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