Krush前王者・森坂陸、現役引退を発表「やりきった感」 篠塚辰樹に敗戦で「潮時なのだと実感」
第7代Krushフェザー級王者でK-1ファイターの森坂陸が現役引退することを28日、自身のSNSで発表した。
2015年10月に17歳でプロデビュー
第7代Krushフェザー級王者でK-1ファイターの森坂陸が現役引退することを28日、自身のSNSで発表した。
ムエタイの仕込みの蹴り技と回転技を得意とする森坂は、今年3月に玖村修平に勝利し、第7代Krushフェザー級王座に就いた。しかし、10月21日に篠塚辰樹と対戦し、Krushフェザー級王座を奪われた。
森坂は「以前から言っていた通り、今回の敗戦を機に現役生活を引退します」と報告。「決め手は今回の試合を終えてから“悔しさ”よりも“やりきった感”が強かったからです。正直最初に目標としていたKrushのベルトが取れてから満足してしまった自分がいたのだと思う」と心境をつづった。
続けて「今回負けてもう本当に潮時なのだと実感しました。2015年10月、17歳でプロデビューして2023年10月までのこの8年間、上手くいかない時期も続きましたが本当に充実した格闘技人生でした。格闘技がなければ何も無かった俺だから格闘技と出会えて本当に良かった。もう悔いはありません! 本当に楽しかった」と振り返った。
最後に「いつになるかはまだ分かりませんが、引退試合という形でラスト一試合はやりたいと思っております。沢山の方から“まだ引退はしないで欲しい”というお声を頂き、このような経緯に至りました。皆さんその時を楽しみにお待ちください どうか今後とも一人の人間として森坂陸の応援を宜しくお願い致します」と記した。
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【写真】森坂陸が現役引退を発表した実際の投稿