山田孝之、撮影先にパジャマ&枕を持参 疲弊する精神に“癒やし”「アロマもたいて」

俳優の山田孝之が28日、都内で行われた映画『唄う六人の女』の公開記念舞台あいさつに出席した。

舞台あいさつに登場した山田孝之【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登場した山田孝之【写真:ENCOUNT編集部】

竹野内豊「山田くんはすっごく真面目だと思う」

 俳優の山田孝之が28日、都内で行われた映画『唄う六人の女』の公開記念舞台あいさつに出席した。

 正反対の性格の2人の男、萱島(竹野内豊)と宇和島(山田)が、人里離れた山道を運転している最中に事故で気を失い、目を覚ますと、美しくも奇妙な6人の女たちが暮らす奥深い森の中の村に監禁されている事に気付くというサスペンススリラー。

 山田は「今回の役が欲望剥き出しの人だった」といい、「普段、こういう泊まり込みで撮影するときはそこに体が場になじむようにそこに居続けたりするのですが、今回は自分の撮影がないとき、町に出て、人に会い、酒を飲み、『ここが帰る場所なんだ』と言い聞かせていた。楽しんだら、また撮影地に戻って切り替え、『こんなクソみたいなところ出るんだ』と言い聞かせてやっていた」と役作りについて振り返った。

 今回、自宅から枕を持ち込んだというが、理由について「あんまり頑丈なわけじゃないので、そうやって精神的に追い込むと疲弊する。宿に戻ったときくらいは癒やされたいから、家からパジャマと枕を持って行って、ちょっとでも家と同じ環境にして、アロマもたいて、リラックスした」と紹介。続けて「根が真面目なのが出てしまうんですよね~」と軽く笑った。

 そこで話を振られた竹野内が「でも真面目だと思いますよ。現場で遠目で見ていると、役への入り込みを見ていると小手先でやっていない。役者だから演じないといけないけど、山田くんの場合は、別の視点から役にアプローチしている印象。すっごく真面目だと思う、根は」と力説すると、本人が恥ずかしそうにうつむいていた。

 舞台あいさつにはそのほか、アオイヤマダ、萩原みのり、桃果、武田玲奈、石橋義正監督も参加した。

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