お笑い芸人の藤井隆とタレントの井上咲楽が司会を務めるABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい！』（日曜午後0時55分）の29日放送回には、元アスリート同士という20代カップルが登場。2人は中学校の同級生で、夫は有名なモテ男だったという。2人の甘酸っぱいエピソードにMCも思わず赤面だった。

　1組目に登場したのは、2人とも元プロアスリートという、さわやかな20代カップル。夫は大分県の実業団サッカークラブ「ジェイリースFC」で活躍していた元プロサッカー選手で、昨年引退し、現在はチームオーナーのドライバー兼秘書を務めている。一方の妻は、兵庫県姫路市に拠点を置くプロバレーボールチーム「ビクトリーナ姫路」の元選手。3年前に引退し、結婚を機に大分へ移り住み、旅行代理店に勤務中だ。

　そんな2人は、もともと鹿児島県の中学校の同級生同士。入学早々、妻のバレーボールをしている姿に一目惚れした夫は、ある日、共通の友人を妻のもとへ走らせ、「好きだ」と伝えさせた。当時学校内で有名なモテ男だったという夫からの想いを知って浮かれた妻は、「本当ですか？」という返事を手紙にしたため、再び友人に託した。手紙を受け取った夫は、「本当だよ」と手紙に記し、さらに友人を走らせた。伝書鳩扱いの友人にシャトルランを続けさせ、お互いの好意を届け合った2人は、ついに交際をスタートさせた。

　とはいえ妻が所属するバレーボール部は恋愛禁止。校内では人目を気にして2人では話さず、昼休み後に靴箱の前ですれ違いざまに手紙を渡すなど、秘密裏に交際を続けた。さらに、ある放課後に起こった甘酸っぱいファーストキスエピソードでは、MCも大赤面。

　しかしそんな2人も、高校卒業はサッカーとバレーボールの強豪校にそれぞれ進学し、遠距離恋愛に。お互いスポーツに専念する中、若い2人の恋はいつしか自然消滅となってしまった。

　その後、2人はそれぞれプロスポーツの世界へ。別れから連絡を取ることもなく、お互い一心不乱に選手生活と向き合っていた中、ある出来事をきっかけに再び2人の時計の針が動き出すこととなる。それは自然消滅から8年の歳月が流れたある日、妻の携帯電話にかかってきた1本の電話だったと明かした。中学の初恋に始まり大人へと成長した2人の、色褪せない青春ラブストーリーが明かされる。