岡部たかし、朝ドラ出演をこっそり聞き出す 監督と喫煙所で「『言うなよお前!』って」

俳優の岡部たかしがNHKの2024年度前期連続テレビ小説(第110作)『虎に翼』の取材会に主演の伊藤沙莉、共演の石田ゆり子と共に出席。今作への出演が決まった際の心境や撮影の様子を明かした。

岡部たかし【写真:(C)NHK】
岡部たかし【写真:(C)NHK】

ヒロインの父親役は「本当に信じられなかったです」

 俳優の岡部たかしがNHKの2024年度前期連続テレビ小説(第110作)『虎に翼』の取材会に主演の伊藤沙莉、共演の石田ゆり子と共に出席。今作への出演が決まった際の心境や撮影の様子を明かした。

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 岡部はヒロイン猪爪寅子(伊藤)の父・直言を演じ、本作へのオファーを聞いた際には、「本当に信じられなかったです。マネジャーから話があると聞いて『ええ!?』ってなったんです」と驚きだったという。

 その後、朝ドラの監督と会う機会があり、「『あの話って本当なんですか?』って喫煙所でこっそり聞いたら、『まだ言うたらあかんど! あれほんまやで』と聞いて、嘘でしょ?って」と、内々で真偽を確認したと明かす。「さらに『奥さん役は誰ですか?』って聞いたら、『言うなよお前!』って石田ゆり子さんと聞いたときには、ものすごく驚いたことを覚えてます」といい、報道陣の笑いを誘った。

 すでに撮影が進んでいるものの、「今もちょっとなかなか緊張が解けてない感じです」と話す。実際に石田と夫婦役を演じるにあたって、緊張のほぐし方を問われると「僕は思い切って石田さんを抱いてみました」とコメント。伊藤は爆笑し、石田は赤面だったが、岡部は「もちろんお芝居で喜んでハグをするシーンがあるんですけど、そういうコミュニケーションが大事だと思います。お芝居上なんですけど、思い切ってやっていくことが大事かなと。抱きました!」と釈明した。

 本作のモデルは、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さん。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ一人の女性の実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決されていく爽快感を一緒に味わえるリーガルエンターテインメント。脚本は吉田恵里香氏が担当する。

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