10人組の女性アイドルグループ・高嶺のなでしこ（城月菜央、涼海すう、橋本桃呼、葉月紗蘭、春野莉々、東山恵里沙、日向端ひな、星谷美来、松本ももな、籾山ひめり）が26日、都内で行われた『第14回 ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト』に出席した。

　飼料価格の高騰など厳しい環境に直面している酪農家の現状や、安全・安心でおいしい牛乳の魅力を広く世に伝える“酪農応援アンバサダー”に起用された高嶺のなでしこ。10月16日世界食料デーに“「いただく命」と「その命を育む人」への「ありがとう」の気持ち”を表現した楽曲「いつか私がママになったら」（作詞・作曲：HoneyWorks）を初公開し、この日、同曲を一般に初ライブパフォーマンスした。

“酪農応援アンバサダー”に選ばれた感想を求められると、松本は「“酪農応援アンバサダー”としてより一層、乳製品を摂取して貢献していきたいと思いました」と吐露し、「酪農家体験で学んだ食と命の大切さ、そして酪農家さんの思いを多くの方に伝えたいと思うので、高嶺のなでしこは思いを広める架け橋になれるように発信していきたいです」とコメント。籾山は「高嶺のなでしこをきっかけに酪農につながる何かを広げていけるように頑張っていきたいと思います。SNSとかも頑張っているので、そういう部分でも手助けになればいいなと思っています」と抱負を語った。

　また、春野、松本、籾山の3人は酪農作業の体験を行ったそうで、春野は「私自身、牛さんに会うのも初めてだったので、こんなに大きいんだって感じましたし、酪農家さんがどんな思いでお仕事をしているのか近くで感じさせていただくことができて、本当に貴重な経験をさせていただけたなという思いです」と目を輝かせた。

　そして、高嶺のなでしこは今冬にメジャーデビューすることが決まっているが、メジャーデビューに向けての意気込みを尋ねられたキャプテンの籾山は「デビューして1年にも関わらず、メジャーデビューという大きな機会をいただけて本当に光栄だなと思っています。これからも大きなステージだったり、こういう機会をいただけるように、これからも全力で頑張っていきたいと思います」と力強く語った。

　この日、一般向け初パフォーマンスする楽曲「いつか私がママになったら」の注目ポイントを聞かれた東山は「歌詞も曲調も温かみのあるものになっているので、ぜひ歌詞の内容にも注目しながら聞いていただけたらうれしいです」とアピールし、同曲を披露した。