車いすアイドル・猪狩ともか、物件探しの苦労明かす “共用スペース”にスロープ要望も拒否「本当に難しいです」

アイドルグループ・仮面女子のメンバーで事故による脊髄損傷のため車いすで活動している猪狩ともかが一人暮らしの物件探しで苦労していることを25日、自身のXでつづった。

猪狩ともか【写真:X(@igari_tomoka3)より】
猪狩ともか【写真:X(@igari_tomoka3)より】

2018年4月11日に看板が強風で倒れる事故に巻き込まれ脊髄を損傷

 アイドルグループ・仮面女子のメンバーで事故による脊髄損傷のため車いすで活動している猪狩ともかが一人暮らしの物件探しで苦労していることを25日、自身のXでつづった。

 猪狩は「物件を探してる時、いい部屋のマンションがあったけどエントランスに高い段差があったから、簡易的なスロープを置いてもいいか確認したら『共用スペースなので…』と断られた。障害者の物件探しは本当に難しいです」と心境を明かした。

 この投稿には「マンションは特に共用スペースうるさいですもんね」「すでに高齢者も多いのだから、もっとバリアフリーな物件を作っていかないとマズいはずなんだけどなぁ」「共有スペースの取り扱いの融通のなさは泣かされるよね」「生活しやすい環境が少しでも早く整うことを願っています」「やはり、入居者全員の意見を聞いてからじゃないと、難しいんでしょうかね」などと疑問視する声が寄せられた。

 猪狩は、2018年4月11日、歩道を歩いていたところ看板が強風で倒れる事故に巻き込まれ脊髄を損傷。両下肢完全麻痺と診断された。23年10月17日には、脊髄損傷からくる排泄障害を抱えていることを公表した。

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