新垣結衣、稲垣吾郎との初共演は「濃い時間」 稲垣もイメージ「覆された」と新垣称賛
俳優の新垣結衣が25日、都内で行われた映画『正欲』(11月10日全国公開)のワールドプレミア舞台あいさつに登壇。主演を務めた稲垣吾郎との初共演を振り返った。
映画『正欲』舞台あいさつ
俳優の新垣結衣が25日、都内で行われた映画『正欲』(11月10日全国公開)のワールドプレミア舞台あいさつに登壇した。主演を務めた稲垣吾郎との初共演を振り返った。
新垣はこの日「この作品を皆さんに一足早くこの作品をお届けできるということで、大変うれしく、そしてドキドキしております」とあいさつ。稲垣との共演について「ご一緒できたシーンが、本当に濃密というか、とてもシリアスというか重要なシーンだった。そういう濃い時間をともに過ごして、一つのシーンを作り上げるのにご一緒できた、一緒に力を尽くすことができたのはとても光栄でした」と述べた。
一方、稲垣も初共演の新垣と磯村勇斗に言及。作品の都合上、共演の機会は限られていたとほのめかしつつ「すばらしい俳優さん」と称賛。特に新垣について「どうしても、今まで新垣さんのいろんな作品とか、いろんなビジュアルとか見てきた中で、それぞれ(の人)が描く新垣さんのイメージってあるじゃないですか。それが覆された。最初に映画の現場で会ったときは本当にビックリした。普段イメージする新垣さんとは全く違った」とたたえた。
舞台あいさつには劇団EXILEの佐藤寛太、東野絢香も出席した。
同作は、40万部(23年9月現在)を突破した朝井リョウの同名小説を原作とするヒューマンドラマにして、第36回東京国際映画祭のコンペティション部門出品作。検事・寺井啓喜(てらい・ひろき/稲垣)を中心に、家庭環境、性的指向、容姿など異なるバックグラウンドをもつ人々の生きる様を描き、人が生きていくための推進力を探る衝撃作。新垣は大型ショッピングモールで働く桐生夏月(きりゅう・なつき)を演じた。