高橋海人
「横浜に来てくださったみなさん、今日はありがとうございました。自分がこのライブに対して込めたメッセージは、みんなが見終わった後にただ純粋に『楽しかったね』って笑顔でピースな気持ちで帰れるように、頑張って作りました。でも、ライブやっていて思うんですけど、やっぱりみんなが笑顔でいてくれるのって全然当たり前じゃないし、きっと俺たちの前ではみんな笑顔を見せてくれるけど、きっとその普段の生活の中で自分たちが与えてしまった不安だったりとか心配だったりとか、苦しさだったりとか、いろんな気持ちを抱えて、いっぱい戦ってくれたと思います。

　でも、そんな気持ちを抱えて『今日はキンプリのライブ、俺たちよりも楽しむぞ』って思って、多分みんな来てくれたと思うんですけど。そうやって迎えてくれるぐらい、なんて言うんだろう……。包容力のある女性たちだなって思います。みんなに甘えてばっかな自分ですけど、ここにいる覚悟と、これからもみんなといろんな景色を見たいって思う気持ちと、廉と2人でみんなにもっともっとキンプリっていうエンターテインメントを楽しんでもらいたいって気持ちは、誰にも負けるつもりはないので。あれ、なんか、言葉がちゃんと紡げられているか分かんないんですけど、頭の中でうまく編集してください（笑）。

　とにかく言いたいことは、人生の中のすごく大事な一瞬一瞬、自分の人生の時間を僕と廉のKing ＆ Princeに使ってくれたことにほんとに感謝しています、ほんとに。だから、これからもみんなとは、みんなの幸せな思い出の中に自分たちがいれるように、みんなの心に残るように、たくさん頑張っていきたと、思います。噛んだ……。とにかく、今日来てくれて、ほんとありがとうございました」

永瀬廉
「今日はみなさま、改めまして本当にありがとうございました。この1年間、本当に本当にたくさんのことがありましたね。その中で、みなさんを悲しませたりとか不安だったりとか、これからどうなっていくんだろうっていう心配も含め、いろんな気持ちを抱え込ませてしまった部分はあったなと思っていて……。どういかにみなさんのその不安を少しでも取ってあげられるか、その気持ちを埋めてあげられるかっていうところは、何ができるんだろうと考えていて。

　このライブではみなさんに安心して楽しんでもらえるっていう目標を持って、海人とスタッフさんとしっかり作って、いざこうやってみんなの前に立つと、僕らも思ってた心配とかそういう気持ちは一瞬でやっぱ吹き飛んでいくし、それだけみなさんの楽しんでる表情とか顔とか、そういうもののパワーって自分たちが思っている以上の力を持ってるなって、毎公演やる度にすごい思いますね。

　5月から俺たちKing ＆ Princeは新しい形として再出発しましたけども、今までのこの5年の歴史もしっかり背負いつつ、僕たち2人はKing ＆ Princeとして活動していくという決断をしたので。これからも、もしみなさんが道に迷うじゃないけど、どうしたらいいか分かんなくなってしまったときの、その道の先を照らす光になりたいですし、道しるべとしてみなさんを引っ張っていけたらなって思います。俺には海人がおるし、海人には僕がいるし、そして僕たちにはみなさんがいるので、これ以上に心強いことはないなと思ってます。これからも安心して、僕たち2人とKing ＆ Princeの歴史を一緒に作り上げていきましょう。改めて、今日は本当にありがとうございました」

※高橋海人の「高」の正式表記ははしごだか