アイドルグループ・AKB48の柏木由紀（32）が20日、都内の日本武道館で行われたMXまつり AKB48 62ndシングル『アイドルなんかじゃなかったら』発売記念コンサートでグループ卒業を発表した。高橋みなみら元メンバーからさまざまな声が寄せられている。

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　ついに卒業してしまう。AKB48史上初の30代メンバーが、17年目の年に大きな決断を発表した。ゆきりんの愛称で親しまれている柏木は006年12月に行われたAKB48追加メンバーオーディションに合格し、3期生として渡辺麻友らとグループに加入。4thシングル『BINGO!』で初めてシングル表題曲選抜メンバー入り。15年のAKB48選抜総選挙では、自身最高順位となる2位にランクイン。同年リリースされた39thシングル『Green Flash』では、小嶋陽菜とセンターを務めた。

　柏木は「私、柏木由紀はAKB48を卒業しようと思います」と発表。さらに「やっと卒業する決心がつきました」と話し、「AKB48の一員でいる毎日があまりに楽しすぎて、気が付いたらずいぶん長いこと、後輩や慕ってくれるメンバー、ファンのみなさんにも甘えてきてしまった。同期も先輩も、後輩も卒業していくことが多くて、それを見送る旅に寂しいな、不安だなと、何度も何度も思った」とこれまでの心境を吐露していた。

　この報告にXでは元メンバーたちがさっそく反応している。黄金期を走ってきた元総監督の高橋みなみは「ゆきりんの卒業発表。32歳同い年、どんどん周りが卒業する中AKB48を、アイドルを愛し続けるその姿は本当に尊敬でした！『今のAKBが1番大好き』色んなことが変わりゆく中でこの言葉を言える尊さ。メンバーがファンの皆さんがいてくれたからですね　最後までアイドル人生謳歌してね！」とコメント。

　同期で現在はゲーム会社の広報を務める片山陽加は「ゆきりん！！本当にお疲れ様　同期として本当に尊敬する所ばかり。そして親友として色んな悩みや話を共感してくれる最強の相方！！　残り半年、最後のAKBを存分に楽しんでね」とメッセージを送った。5期メンバーの北原里英は「ゆきりん…！」と写真を投稿している。