三代目JSB・OMI、30歳頃に初のタトゥー きっかけは祖父母の死「説明する必要ないと思っていた」
三代目 J SOUL BROTHERSのボーカル・OMIが21日、都内で行われたフォトエッセイ『LAST SCENE(ラストシーン)』(幻冬舎)の刊行記念取材会に出席した。
フォトエッセイで恋愛、心の病気など赤裸々
三代目 J SOUL BROTHERSのボーカル・OMIが21日、都内で行われたフォトエッセイ『LAST SCENE(ラストシーン)』(幻冬舎)の刊行記念取材会に出席した。
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8年ぶりとなる2冊目のフォトエッセイ。本人が原点とするパリでインタビュー・撮影が敢行され、アーティストとしての葛藤、メンバーへの思い、恋愛、8年間の心境の変化、心の病気になりかけたこと、なぜタトゥーを入れたのか、ファンへの感謝などについて赤裸々に書かれている。
かなり踏み込んだ内容となっているが、「自分の素を出すのが一番大事。手に取っていただけるファンの方に包み隠さず、いままでどうしてきたのかを伝えられるような本にしたかった」といい、「エンタメの世界に入って今年で14年目。たくさんの景色を見て、経験もした。表の自分はメディアを通して見られるけど、裏の葛藤や心境をお伝えする機会はなかった。いろんなことがあったので、8年分赤裸々にお話させていただいた」と説明した。
本書では自分の体に彫ったタトゥーについても触れている。「30歳くらいで初めてタトゥーをいれたんです。そのきっかけは祖父母の死で、それを体に刻んでいった」とし、「説明することなかったし、説明する必要ないと思っていた。でも、よくファンの方に聞かれていたので『こういう思いです』とメッセージを入れた」とした。
8年間での一番大きな変化を聞かれると「年齢ですかね」と笑いながら回答。「前作はグループが『R.Y.U.S.E.I.』をリリースするタイミングだったり、『ホットロード』で初めて映画に出演したり、これからどうなっていくんだろうってワクワクした」と当時を回顧した。
現在は、8年前と違う立ち位置におり「ワクワクと違った功績をずっしりと感じられる。一生懸命やってきて、重みのある活動できたんだなって思います」と成長も実感。今年5月にデビューしたガールズグループ・MOONCHILDのプロデューサーとしても活躍するが「培った経験、自分にできなかったこと、かなえられなかった夢、届かなかった夢を、これからの子たちに反映させていくことを学んだ。この先も頑張るべきことがたくさんある」と身を引き締める。
完成した本書はメンバーに本を渡したものの、「リアクション何一つもらっていない……」と明かして苦笑い。「本当に一言もないんで寂しさがあります。でも、こっそり読んでくれていると信じている。このあと自分から『どうだった?』って聞こうかな」と話した。