柏木由紀がAKB48卒業を発表 加入から17年、32歳のグループ最年長

アイドルグループ・AKB48の柏木由紀が20日、都内の日本武道館で行われたMXまつり AKB48 62ndシングル『アイドルなんかじゃなかったら』発売記念コンサートでグループ卒業を発表した。

AKB48・柏木由紀【写真:ENCOUNT編集部】
AKB48・柏木由紀【写真:ENCOUNT編集部】

日本武道館コンサートで発表、グループは今年に入って35人目の卒業

 アイドルグループ・AKB48の柏木由紀が20日、都内の日本武道館で行われたMXまつり AKB48 62ndシングル『アイドルなんかじゃなかったら』発売記念コンサートでグループ卒業を発表した。

 柏木は「私、柏木由紀はAKB48を卒業しようと思います」とコメント。来年3月16日に神奈川県ぴあアリーナで卒業コンサートを開催。AKB48としての最終活動は4月と発表した。卒業発表後、会場が大きな拍手に包まれると、柏木は涙を流した。

 そして「やっと卒業する決心がつきました」と話し、「AKB48の一員でいる毎日があまりに楽しすぎて、気が付いたらずいぶん長いこと、後輩や慕ってくれるメンバー、ファンのみなさんにも甘えてきてしまった。同期も先輩も、後輩も卒業していくことが多くて、それを見送る旅に寂しいな、不安だなと、何度も何度も思った」と吐露。後輩メンバーの成長を実感したことを明かし、「みんなのことを仲間だと思うし、同じチームメイトと呼べる存在になってきていると思います。だからこそ、そんなみんなに、これからのAKBを引っ張って行ってほしい」と伝えると、「そんなみんなに卒業を見届けてもらえたら、私は幸せだなと思い、このタイミングで卒業を決めました」と、このコンサートで卒業を発表した理由を説明した。

 柏木は、2006年12月に行われたAKB48追加メンバーオーディションに合格し、3期生として渡辺麻友らとグループに加入。4thシングル『BINGO!』で初めてシングル表題曲選抜メンバー入り。15年のAKB48選抜総選挙では、自身最高順位となる2位にランクイン。同年リリースされた39thシングル『Green Flash』では、小嶋陽菜とセンターを務めた。加入から17年、32歳のグループ最年長としてグループを支え続け、“THE王道アイドル”としてアイドルシーンをリードしてきた。

 AKB48では、今年に入ってから、中西智代梨、茂木忍、本田仁美、坂口渚沙らが続々と卒業を発表。卒業ラッシュが続いており、柏木で35人目の卒業発表となった。

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