ロス在住・桃井かおり、米俳優労組のストライキの影響明かす「打ち合わせもしちゃいけない」
俳優の桃井かおりが20日、『第6回 種田山頭火賞』を受賞し、都内で行われた授賞式に出席した。
日本で「数年ぶり」のイベント登壇「この授賞式は大丈夫です」
俳優の桃井かおりが20日、『第6回 種田山頭火賞』を受賞し、都内で行われた授賞式に出席した。
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『種田山頭火賞』は、俳人・種田山頭火の書籍を多く刊行してきた春陽堂書店により2018年に創設された。信念を貫いた生き方で多くの人々に感動を与えた文化人・表現者を表彰する。本年度の選考委員は評論家の山田五郎氏と作家・中江有里氏が務めた。
「数年ぶり」のイベント登壇となった桃井は、黒の着物姿で登壇。賞状を笑顔で受け取り、「本当に選んでくれてありがとうございます。生きていてよかった。冗談抜きに泣きそうでした」と喜んだ。
写真撮影では「こっちに目線をください」と声をかけるカメラマンに対し、賞状を前にどんと突き出すポーズを取ったり、女性カメラマンが手をあげると「女の子には優しくしちゃう」とコメントしたり、お茶目な姿で報道陣を笑わせた。
米国では米国映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキを行い、今年7月に俳優のトム・クルーズの来日も直前で中止になるなど影響が出た。現在ロサンゼルスに住む桃井は、影響を聞かれると「影響あります。この授賞式は大丈夫ですが、打ち合わせもしちゃいけない。まだ具体的に仕事をしてはいけない」と明かした。
同賞にちなみ「自身の信念やモットー」を聞かれると、「好き嫌いがはっきりしていることは大事。YES・NOがはっきりするというか」と回答した。
「こういう仕事していると、瞬発的にどっちか選ばないといけないことがある。こっちの言い方がいいのか、とか。瞬発的に生まないといけない。そのためには気持ち悪いことを我慢できる体にはしてはいけない」と持論を展開した。