【PRODUCE 101】残酷なメンバー決めに練習生が涙 新たな課題「グループバトル」
ガールズグループオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(木曜午後9時)の第3回が、ドコモの映像配信サービス「Lemino」で19日に配信された。
実力派を引き抜かれた明桜 選ばれなかった代表・愛咲の不安
ガールズグループオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(木曜午後9時)の第3回が、ドコモの映像配信サービス「Lemino」で19日に配信された。
同作は、JO1やINIを誕生させた日本最大級のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3弾。デビューを目指して集まった101人の練習生たちが、専門的なトレーニングとテストに取り組み、激しい競争の中、困難に挑み、挫折を乗り越えながら共に成長していく。国民プロデューサー(視聴者)による投票で、101人の中からデビューするメンバー11人が決定。今回は初のガールズグループとなる。
国民プロデューサーの代表として歌手の木村カエラが司会進行を務め、歌手の青山テルマ、韓国のロックバンド「FTISLAND」のメンバーで俳優としても活動するイ・ホンギ、ダンサーの仲宗根梨乃、K-POP振付師のYUMEKI、ラッパーのKEN THE 390がトレーナーとして練習生を指導する。
今回は再レベル分けされた練習生たちに、「グループバトル」の課題が与えられた。
(※以下、内容に関する記述があります)
合宿後の再レベル分けで、新たにAランク13人、Bランク20人、Cランク20人、Dランク21人、Fランク22人に振り分けられた練習生たち。木村は新たに「グループバトル」の課題を発表した。
グループバトルでは16組のチームを作る。8つの課題曲から1曲選び、2チームが同じ楽曲でパフォーマンス対決。勝利したチームのメンバーには3000票が加算される。しかしバトル後に、第一回の投票結果が発表される。順位発表で残ることができるのは50人。ここで初の脱落者が出ることになる。
チームはランクに関係なく、くじで選ばれた代表者が自分の好きなメンバーを5人選ぶことができる。そのため、くじで最初に選ばれたFランクの本橋明桜は、Aランクの海老原鼓、山本すず、須藤紗暮ら実力者を引き入れた。またFランク仲間でオーディション経験者の藤本彩花や、Cランクの飯田栞月もチームに加えた。実力派がそろい、バランスの取れたチーム編成に、明桜も満足そうな表情を見せる。
次々と選ばれる代表者がチームメンバーを決めていくと、ここで“残酷”ともいえるルールが発表される。合宿と再レベル分けを経てテーマ曲のセンターとなった櫻井美羽が、「アベンジャーズチーム」として、自分の好きなメンバーを他チームから引き抜くことができるというもの。すると美羽は、明桜のチームから鼓とすずを引き抜いた。さらにAランクの加藤心、Bランクの釼持菜乃、最初のレベル分けの際に同じチームメンバーだった現在Fランクの日高菜月を仲間に入れた。
また、練習生の中にはDランクの山口愛咲、Fランクの植木美々、高木舞優、加藤神楽、田淵美優が残っていた。「誰からも指名されなかった5人」は、他チームから1人引き抜けることに。代表に選ばれた愛咲は、明桜のチームから彩花を指名。
この引き抜きにより、当初実力派ぞろいだった明桜のチームは栞月と2人になってしまう。そこで、同じく人数が足りなくなったBランクの佐々木心菜、Dランクの栗原果乃、斉藤芹奈、Fランクの会田凛でチームを組むことになった。さらに明桜チームは、美羽率いるアベンジャーズチームと同じ曲で対戦することに。明桜は「実力を持ってる子がどんどん抜かれていって、まずいな……と思いました」と不安を吐露。アベンジャーズチームとの対戦に「マジか……、絶望しか見えない」と落ち込んだ。
さらに明桜チームは体調不良者が続出。練習初日から凛と果乃の2人だけとなり、振りを覚える凛は不安とプレッシャーから涙を流す。しかし美羽チームが一緒にダンスを教え、凛と果乃も特訓を重ねる。体調不良メンバーに練習内容を書いた手紙を渡すなど、チームを盛り上げた。
「誰も選ばなかった5人」のチームの代表となった愛咲は、「(彩花を選ぶことが)申し訳なかった。余ってしまったメンバーで私が代表で……。『終わった』と思ってしまった。みんな『絶対で選ばないでほしい』という感じで、嫌なんだろうなというのを感じた。本当に怖かった」と心境を口にした。引き抜かれた彩花はチームリーダーに。「今は焦りと不安が大きくて。このメンバーでちゃんとやっていけるのか」と不安を口にしながらも、「Fのどん底チームからの下克上として、勝って、いいステージを見せられるチームになりたい」と、チームを引っ張った。