ガールズグループオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』（木曜午後9時）の第3回が、ドコモの映像配信サービス「Lemino」で19日に配信された。

　同作は、JO1やINIを誕生させた日本最大級のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3弾。デビューを目指して集まった101人の練習生たちが、専門的なトレーニングとテストに取り組み、激しい競争の中、困難に挑み、挫折を乗り越えながら共に成長していく。今回は初のガールズグループ。

　国民プロデューサー（視聴者）による投票で、101人の中からデビューするメンバー11人が決定。国民プロデューサーはdアカウントを作成することで1日につき1票、11人まで国民投票が可能。またLeminoのアプリをダウンロードすれば、追加でもう1票投票できる（各日2票）。

　国民プロデューサーの代表として歌手の木村カエラが司会進行を務め、歌手の青山テルマ、韓国のロックバンド「FTISLAND」のメンバーで俳優としても活動するイ・ホンギ、ダンサーの仲宗根梨乃、K-POP振付師のYUMEKI、ラッパーのKEN THE 390がトレーナーとして練習生を指導する。

　今回は合宿「ビギナーズキャンプ」での結果が通達され、各練習生の最新のレベルが発表された。また、Aランクメンバーの中から番組テーマ曲のセンターも決定した。

（※以下、内容に関する記述があります）

　最初のレベル分けでAランク12人、Bランク21人、Cランク27人、Dランク24人、Fランク12人に振り分けられた練習生たちは、合宿でテーマ曲「LEAP HIGH! 明日へ、めいっぱい！」の振りつけと歌を特訓。再レベル分けに挑んだ。その結果、現在のランクから移動することになったメンバーも。

「落第生」とされるFランクからBランクに急浮上したのは、坂田琴音。過去に事務所に所属していたものの、「本当に才能がない」と言われ自身を失っていた琴音だが、トレーナーのYUMEKIからダンスを評価されたことで自信を取り戻していた。琴音は「今は自信がすごくある。死ぬ気でがんばりたい」と喜んだ。

　一方、Fランクから上がることができなかった茂呂空音の目には涙が。再振り分けでFランクになった練習生は、テーマ曲のパフォーマンスでステージに上がれないことから、「上がりたかったです……」と悲しんだ。FランクにはBやCランクからも降格するメンバーが続出。経験者の藤本彩花や川畑蘭華がFランク判定され、重苦しい雰囲気が流れた。

　また、Aランクメンバーにも変動が。個性的なキャラクターで際立っていた清水恵子、歌唱力に定評のある高見文寧、シンクロする動きで目を引く双子の中森美琴と琴音がBランクに降格。さらに最初のレベル分けで見事なダンスパフォーマンスを見せた小田有葉がDランクとなった。

　一方、Bランクから石井蘭、坂口梨乃、荒巻深愛、八田芽奈、田中優希がAランクへ昇格。経験者でBランクメンバーをまとめてきた石井は、「Aになれました！　家族の顔が一番に浮かんで……。いい結果を持って帰りたいと思っていたので、ホッとした」と笑顔を見せた。また、Cランクで闘志を燃やしていた田中琴も、Aランクへ飛び級。「めっちゃうれしいです！　（結果が書かれたカードを）開いた瞬間に、認めてくださったんだなって……涙が出てきました」と喜んだ。

　再レベル分けにより、新たにAランク13人、Bランク20人、Cランク20人、Dランク21人、Fランク22人となった。新Aランクメンバーはさらにパフォーマンスを披露し、全練習生による投票でセンターとソロパートが決定。センターは櫻井美羽とBランクから昇格した蘭が最終候補に残り、美羽が選ばれた。ソロパートには山本すず、海老原鼓、Bランクから昇格した梨乃が決定した。

　ステージでテーマ曲を披露した練習生たちへ、新たに「グループバトル」の課題が発表された。練習生はランクに関係なく16組のグループを作り、8つの課題曲から1曲選び2チームでパフォーマンス対決する。勝利したチームのメンバーには3000票が加算される特典が。しかしバトル後に、第一回の投票結果が発表される。順位発表で残ることができるのは50人。ここで初の脱落者が出ることになる。

　次週は各チームのバトルや順位発表が行われる。19日放送終了時点での国民投票結果は次の通り。

1位：加藤心
2位：笠原桃奈
3位：山本すず
4位：櫻井美羽
5位：海老原鼓
6位：佐々木心菜
7位：石井蘭
8位：釼持菜乃
9位：田中琴
10位：高見文寧
11位：北里理桜