多発性骨髄腫で闘病中の岸博幸氏、元気な姿でイベント出演 日本のエネルギー事情熱弁
慶応義塾大大学院教授の岸博幸氏が17日、都内で行われた、電気自動車を家庭の電源として活用できる「V2H」の新商品発表会に登壇した。
7月に「多発性骨髄腫」を患い入院し、8月に退院
慶応義塾大大学院教授の岸博幸氏が17日、都内で行われた、電気自動車を家庭の電源として活用できる「V2H」の新商品発表会に登壇した。
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「V2H」は、ニチコンが2012年に世界で初めて実用化した製品。電気自動車の充電はもちろん、電気自動車に貯めた電気を家庭内でも利用することができるシステムとなっている。
世界のエネルギー事情に詳しい岸氏は、「再生可能エネルギーを増やさなければならない、EVの普及を進めなければまずい。小型で使いやすそうなEVパワーステーションを出していただいたのは、タイミングが絶好だと思っています」とコメント。日本の現状について、「世界のEV競争の中でだいぶ日本は遅れてしまっている。政府も普及を進めないとまずいと考えていて、充電というのは非常に重要です」と解説した。
今後の課題について「充電インフラ、これを早く日本中に普及しないとまずい」と熱弁。「EVの幕開けのタイミング、この製品を普及していただいて、さらに進化させていただくことも必要だと思っております」と期待を込めた。
岸氏は7月に「多発性骨髄腫」を患い入院。Xで抗がん剤投与を受けることを明かし、8月に退院したことを報告していた。すでに読売テレビ・日本テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』でテレビ復帰していたが、格闘技イベント・RIZINのキャップを被り元気な姿を見せていた。